ご挨拶
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東京国際アニメフェア実行委員会
実行委員長 石原慎太郎(東京都知事)
「東京国際アニメフェア2011」を平成23年3月24日から4日間、東京ビッグサイトで開催いたします。
世界中の多くの人々から愛され、高い評価を受けている日本アニメの振興と育成を図るため開催されてきたアニメフェアも、今回で10周年を迎えるに至りました。回を重ねるごとに質・量ともに充実し、前回のフェアでは過去最高となる13万人を超える来場者を記録するとともに、商談の場となる「見本市」では、海外59社を含む244社の出展をいただきました。正に世界のマーケットとしての評価をいただけたものと考えております。改めて感謝申し上げます。
今回も、「見本市」のほかに、国内外のクリエイターによる創造力溢れる作品が競い合う「コンペティション」、最新のビジネス情報を提供する「シンポジウム」や才能ある若手クリエイターたちがアマチュアからプロへ、さらにメジャーへステップアップするためのビジネスチャンス獲得の場となる「クリエイターズワールド」を展開します。また、お子様からお年寄りまで幅広い年齢層の方々が楽しめる各種イベントなども盛大に繰り広げられ、世界中のアニメファンをはじめ、多くの皆様に日本アニメの素晴らしさを知っていただける絶好の機会になるものと確信しております。
本フェアが、ご出展される皆様と世界中の業界関係者との素晴らしい出会いの場となることを期待するとともに、コンテンツ産業に携わる皆様をはじめ、多くの方々に日本アニメの魅力とパワーを感じ取っていただければ幸いです。
事務局長 松谷孝征(一般社団法人 日本動画協会 名誉理事)
2002年に「新世紀アニメフェア」として開催された「東京国際アニメフェア」は、2011年3月、記念すべき10周年を迎えます。これも、ひとえにご出展者をはじめ、ご来場者そしてご協賛をいただいている多くの方々、そして、関係者のご尽力の賜物と、心より御礼申し上げる次第でございます。
アニメフェアは、開催を重ねる毎に規模内容が充実しご来場者も今年の3月のフェアでは13万人をオーバーいたしました。また、海外での認知度、そして海外からのバイヤー、ディストリビューター、一般のお客様も増加し続けており、アニメーションの国際マーケットとしても、国内外から高い評価を受けております。2011年7月24日の地上波のデジタル化や映像の3D化、そしてメディアの多様化等々、映像業界は大きな変革機を迎え、アニメーションの制作、また流通の面でも計り知れない変動があると思われます。
「東京国際アニメフェア」は、激動の時代に対応しつつ、我が国を代表するコンテンツ産業であるアニメーションのビジネスをさらに活性化すること、世界の最新のアニメの情報に接していただくことを、最大のテーマとしております。一方、アニメーションには、子供たちに夢と希望、そして素晴らしい未来を提供する力があると信じています。
アニメーションを通じて、世界中の子供たち親子に温かな会話が生まれ子供たちの夢を育んでいただければ素晴らしいことと思います。
「東京国際アニメフェア」は、アニメーション業界・映像業界のみならず、出版業界、メディア業界、そして、新たな業種・業界相互のビジネスマッチングの場として、より効果的なトレードショーとして成長させていきたいと存じます。
10周年を迎える「東京国際アニメフェア」にご出展いただき、アニメーションを通じて世界の国々と交流の輪を広げ、世界の平和に貢献できるならばこれに越したことはございません。