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ウルティモドラゴン（右）と握手を交わす元琴光喜。奥は元大嶽親方＝後楽園ホール
ウルティモドラゴン（右）と握手を交わす元琴光喜。奥は元大嶽親方＝後楽園ホール
「リアルジャパン」 （９日、後楽園ホール）
野球賭博に関与し日本相撲協会を解雇された元大関琴光喜の田宮啓司氏（３４）と元大嶽親方の鎌苅忠茂氏（４３）が９日、リアルジャパンの後楽園大会をリングサイドで観戦。田宮氏は解雇以来、初の公の場で、場内アナウンスで紹介された。
田宮氏は「解雇見直しを求める嘆願書」が協会に提出されたことに「ありがたい。もう一度頑張っているところを見せたいが、自分ではどうにもならない」と感謝。力士としての地位保全を求める仮処分を東京地裁に申し立てており、ジムで運動は続けているという。プロレス団体のオファーを受けたことも明かしたが、プロレスにかかわることは否定した。
(２０１０年１２月９日)