ノムさん女性問題に毒全開、マー君に「バカじゃないか」

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楽天・田中将大

　日本ハムからドラフト１位指名された早大・斎藤佑樹投手（２２）が今年の「ゆうもあ大賞」に選ばれ、８日都内で行われた表彰式に出席。プレゼンターの楽天・野村克也名誉監督（７５）と初対面を果たした。おバカタレント・里田まい（２６）とバリ島へ婚前旅行に行ったことが発覚した斎藤と同期のライバル、楽天・田中将大投手（２２）へ話が及ぶとノムさんは…。　（塚沢健太郎）

　きょう９日の入団発表前から行く先々で大騒ぎの斎藤にとって、宿命のライバルが、４年前の夏の甲子園の決勝で投げ合った“マー君”こと楽天・田中だ。ノムさんにとって田中は教え子だけに、２人の夢の対決に向け、「パ・リーグとしては、たいへんな財産というか。いい商品、目玉対決ができたね」と今から待ち遠しい様子だ。

　斎藤との対面にご機嫌だったノムさん。しかし、田中が交際中の里田まいとバリ島に婚前旅行に行っていたことに話が及ぶと、口調が一変した。「バカじゃないか、あいつは。あいつの教育は間違った」とバッサリと斬って落としたのだ。

　自身が楽天監督だった昨夏、マー君は別のタレントの家にお泊まりしたところを写真誌に激写され、その後、６試合、５６日も勝ち星から見放されると「あの女は“さげまん”やな」とボヤいたもの。そして今回、田中と里田が先月１５日に交際宣言したときも、「プロ野球選手とは結婚しない方がいいよ。（監督、コーチとして）残れるのは、ひと握りだから」と持論を展開し、さっそく“破局のススメ”を説いた。

　かつてヤクルトの監督時代、ある若手主力投手がタレントと付き合った際、そのタレントが売名さながらにワイドショーに出まくり、いいように利用されてしまった苦い経験がある。当時、ノムさんは「あの女はダメだ」と激怒。結局、２人とも後に別の相手と結婚し、投手は成功を収め、互いに幸せな生活を送っている。

　若い頃から女にうつつを抜かしているようだと野球での成功はおぼつかない−。大学最後のシーズンを東京六大学リーグ、明治神宮大会をともに優勝で締めくくり、日の出の勢いでプロに乗り込んでくる斎藤に対し、まな弟子を反面教師に警告を発したわけだ。もちろん、監督退任後も常に気にかけている田中へ向けてのメッセージでもある。

　会場では、初めて芸能リポーターに囲まれ、“プロの洗礼”を浴びた斎藤。マー君の婚前旅行についても当然突っ込まれ、「そうですね。いいんじゃないですか。（自分の恋愛は）来年以降じゃないですか？」と持ち前の優等生的な返答でかわした。間違いのないタイプの斎藤についてノムさんは、「（女問題は）大丈夫やろ」とマー君のようにはならないとみているが…。

　斎藤にしても田中にしても、将来ノムさんのお眼鏡にかなう女性を連れてくるのは至難の業。野村夫人の沙知代さん（７８）のような、しっかり者（？）の嫁さんをもらうしかない！？