長岡修は必要か?
2010年アヴェントゥーラ川口の戦いは終わった。
順位は7位。
勝ち点-15が無ければ4位だ。
そして、本来であれば2部の2位同士で勝ったチームとの入れ替え戦に望む所だったが、JFLから関東のチームが関東リーグに降格した影響と、関東2部からホンダルミノッソが埼玉県1部に降格してきた影響、関東リーグへ埼玉県のチームが1チームも昇格出来なかった事の影響で、自動降格になってしまった。
こういった事は全国と直結している社会人リーグではよくある事である。
連盟がどうこうだとかそう言う事は関係ない。
5年以内にJリーグ入りと目指すと行って始まったアヴェントゥーラ埼玉時代からもう4年。
この結果に対し、いい加減責任は追求されるべきである。
たった一人のつまらない判断や言動、詰めの甘さが招いた結果である。
リーグ戦が終わり、今日に至るまでのゴタゴタをここではハッキリと書こうと思う。
まず、最終戦のパイオニア川越戦が終了し、自動降格か?入れ替え戦か?と言う時の事である。
今年は勝ち点-15、関東社会人サッカー大会出場禁止と言う処分を受けながらも、選手もほとんど抜ける事無く、代表の言う最後の可能性を信じてリーグ戦を駆け抜けてきた。
結果的には「アヴェントゥーラ川口」に名称を変えてから、最高成績で終える事が出来た。
しかし、リーグが終了しても代表である長岡修からは「お疲れさま」も「ありがとう」の一言も選手達には無かった。
入れ替え戦があるかもしれない状況ではあるが、精神的にも厳しい状況の中リーグ戦を終えて一区切りを付ける所で、何もないと言うのは選手達にとっては腑に落ちない事である。
そして、今年のこういった状況を作ったのは紛れも無く、去年の関東社会人サッカー大会で出場停止の選手を、出場させると言う事を犯した長岡修の行為である。
今更、言う事ではないが、「連盟から出場停止のメールが来ていた事」「連盟の人間もダメだと本人にちゃんと言った事」「連盟の人が、それでも出場させたいなら大会前の代表者会議で質問しなさいと助言をした事」と言う事実の中、これだけダメだと言われているにも関わらず、「出場停止の紙の書類が来ていない事」「関東の偉い人がグレーゾーンと言った事」を理由に代表者会議で質問せずに出場をさせた。
ちなみに、連盟からの出場停止の書類は、この時の様にイエロー二枚で退場した場合は普段からだしていない。
これが良いのか悪いのかは良識のある人なら分かるだろうし、100%OKでない時点で選手の大切なサッカー人生を預かる人間として、リスクを考えた場合、トップとしてしない行為だ。
それを受けてリーグ終了後、とある練習日に選手が一人も参加しないと言う事態が発生した。
これに対して、選手達は理由を説明した所、選手達には携帯メールで「お疲れさまでした」と言う言葉がようやく言われてからあった。
しかし、このお疲れさまの後に「練習に一人も参加しないのはどうゆうことか?」「最後までやると約束したじゃないか?」と言う選手達に責める言葉で締めくくったのである。
さすがに、これには選手達も反発。
長岡に直接話しをしに行く選手も現れた。
この翌日には言い過ぎたと言うメールが来たが、選手達にしてみれば不信感しかつのらないのである。
その後も選手達は長岡と話をするも、選手達のこういった思いは通じずに時は過ぎた。
そして、これにいい加減呆れてしまった選手達は他チームへ移籍を模索し始める。
このままでは皆辞めてしまう。
こう思ったサポーターで、セレクションの2週間以上前に長岡修の所へ話をしに行った。
まず選手達にお疲れさまを言わなかった理由「入れ替え戦があるからシーズンは終わってない、だから言わなかった。」と言うのである。
「お疲れさま」「ありがとう」は特別な時しか言ってはいけないのだろうか?
試合毎に言っても良いと思うし、そういった意図があるのならばそれを伝える事はしたのか?伝える努力はしたのか?
人間100人いれば、100人の価値観や性格がある。
トップとして、自分が徹底させたい事や熱く思っている事を、一人だけ思って温めていてもしかた無いのである。
それを下に伝えて浸透させる事が必要ではないのか?
そういった事を面倒臭いのか、ないがしろにする所が長岡修にはある。
そういった事をする努力をして欲しい、ちゃんと周りをみてフォローを出来る様になって欲しい。
契約、契約と言うけれど、人と人との繋がりがあるから契約がある。契約ありきで人に全部無責任に投げないで欲しい。
感謝をしているなら、選手達に伝わっていない、セレクション前にもう一度選手達を集めて長岡さんの口で、言葉で直接選手達に言って欲しいと伝えた所、「わかりました。新GMの石原さんと相談してちゃんとやります。」と約束をし、選手達にもサポーターから伝えた。
しかし、一週間経っても選手達に一向に連絡が無い。
そこでこういったメールを長岡に送った。
「長岡さんへ」
「先日は夜遅くまでありがとうございました。
さて選手達はまだ連絡をもらっていないようですが、どうなっているのでしょうか?
まだ石原さんと話がついていない、日時が決まっていないならば、そう言った話をしたいと言う意志だけでも選手達に伝えるべきです。
こうゆう事ですよ、先日言った事は。
マジで危機感持ってください!
早急にお願いします。」
これに対しての返信は無かった。
しかし、その日の夜に、選手達にメールが回った。
「トップチーム選手の皆様へ」
「お疲れさまです。
クラブ理事長 長岡です。先日は、クラブの監査により、備品ユニフォームの回収に、ご協力ありがとうございます。
選手の皆様には、とても困難の中、今年度のシーズンを戦い抜いてくれたこと、大変お疲れ様でした。そして、とても感謝しています。
今回の自動降格拡大について、連盟にヒヤリングを〜…中略‥
選手の皆様には、現状のサッカー事情をご理解頂き、早く抜け出せるように気持ちを整理して頂けたらと思います。
チームの向上のために、セレクションという名目にて参加して頂けること、信じています。
セレクションに来て、参加して頂ける選手は北川主務まで、お手数ですが、ご連絡して下さい。
何卒、よろしくお願い申し上げます。
メールにて失礼します。」
選手達は最後まで「アヴェントゥーラで皆とサッカーをやりたい」と言う気持ちと、長岡の気持ちを見るために、移籍を決める事なく待っていました。
が、約束を破った上に、あれだけ言ったのにも関わらず、全く理解していなかった事、気持ちの無い業務的なメールで終わらせたとで、これに関わった選手やサポーターを幻滅させる結果となってしまった。
元々、長岡が集めた選手ではなく、選手達が集めたチームだから余計である。
サッカーの事を考えたく無いと言い出す選手まで現れる程である。
そして、このメールは最後まで信じた選手達にはだめ押しの決定打になり、サポーターもフォローが出来ない状況に。
その後、3年間背番号10を背負い、チームの精神的柱でもあり、関東社会人サッカー大会で出場させられてしまった内田選手がチームを去ると、しっかりと言いたいと長岡に電話した。
が、何度も電話したにもかかわらず、長岡は電話には出なかった。
仕方ないので、とりあえず報告としてメールをした所、メールで「感謝している」と言いつつも「移籍番号等〜…」と言う業務的なメールで終わってしまった。
女子フットサルの試合があったらしいが、ここまで迷惑を掛け、貢献して来た選手に対して普通ならかけ直し、口で言うのが筋ではないのだろうか?
こういった人としての筋を通せない事、意見を言われるとすぐ拗ねる事、すぐ冷静さを失う事、臭いものに蓋の理念。
これを踏まえて、組織のトップとして適任なのかと疑問に思う。
こういった事はこれが初めてではない。
この記事 は2007年の物である。
ここに出て来る南里さん阿部さんも、長岡に苦言を呈して辞任と言う名のクビになり、当時最後監督を務めた峯岸さんも、呆れて辞めてしまった。
それだけではない。
こうやってクビになった選手、呆れて辞めてしまった選手が毎年大量にいると言う事実。
2007年の登録選手で今いる選手、コーチは誰一人もいない。
今回長岡に言った事はもう3年前から様々な人に言われ続け、サポーターも言い続けてきた。
こうなってくると北朝鮮と一緒である。
彼の人間性だけではない。
ビジョンもめちゃくちゃである。
女子フットサルもそう、ダーツチームもそう。
本体であるサッカーチームで足下も固められず、不安定な状況で、次々に手を出す。
今年の田中監督に関しても、契約した給料の半分以下しか支払いをしていないと言うのは、連盟や協会では有名な話である。
こんな事をしていて、ダーツチーム。
そして本人はベンツを乗り回す。
次は陸上チームを作るのだそうだ。
理由は青木公園陸上競技場を使える様にするためだそうだ。
なぜ使えないのか?正攻法でいかないのか?なぜ川口市サッカー協会とうまくいかないのか?
それを考えて、修復していく事の方が先決ではないのだろうか?
こういった所はセンスがない、誠意がないとしか言いようがない。
この期に及んで、Jへは飛び級を狙いますと根拠の無いビジョンを打ち出している。
現実と、現場を見れば誰でも厳しい事が分かる。
が、それを知らないスポンサーに対しては綺麗ごとを並べる。
それを知った今年の最初まで背中のバナーであったスポンサーさんは契約を切った。
今年の結果も「連盟のせい」と説明したそうだ。
もう救いようがない。
サポーターのブログに対しても「スポンサーさんが見たら上手くいってないんじゃないかと思うのでやめて欲しい」と言う始末。
実際うまく行ってないし、試合を見に行けば誰でも分かる事。
これに文句を言う暇があったら、ちゃんと運営するべきである。
こういった事を踏まえ、ハッキリと言う。
これまでの選手へ、土下座で謝れ。
大切な選手のサッカー人生と仲間を返せ。
川口を不幸にする長岡修はアヴェントゥーラから去れ。
もう、必要ないだろう。
| 固定リンク
「コラム」カテゴリの記事
- 長岡修は必要か?(2010.12.08)
- 戦いは終わるのか?パイオニア川越戦 マッチレポート(2010.10.07)
- プライドでリベンジせよ。FC西武台戦プレビュー(2010.06.11)
- 木野村 公昭 選手(2010.06.03)
コメント