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ザックお願い!!長友招集しないで…チェゼーナ強化部長が懇願

バーリ戦で競り合うチェゼーナの長友(右)(共同)

 1月にアジア杯を戦うザック・ジャパンに打撃。日本代表DF長友佑都(24)が所属するチェゼーナの幹部が、セリエA残留争い中の大事な戦力である長友を、アジア杯に招集しないようザッケローニ監督(57)に要望することを明らかにした。チェゼーナは1―1でバーリと引き分け17位。カターニャの同FW森本貴幸(22)はラツィオ戦に今季リーグ初先発も不発。チームは1―1で引き分けた。

 チェゼーナのミノッティ強化部長が苦しい胸の内を明かした。「1月のアジア杯で、重要な選手である長友を日本代表に取られてしまうことは、チェゼーナにとっては厳しい状況で困る。ザッケローニ監督に話して、招集しないでチームに残してくれるように頼もうと思っている」。ザック・ジャパンに欠かせない左サイドバック。今季セリエAに昇格し、現在、セリエB降格圏内の同率17位にいるチェゼーナにとっても、必要不可欠だ。

 この7月に加入した長友は、すでに今季開幕から14試合連続でフル出場。「ピッチではいつも、とてもいいプレーをキープしている。彼にはクラブの全員が満足している。人間的にもすばらしく、ロッカールームを団結させる存在」と同強化部長。

 バーリ戦でも、スピードがあるホンジュラス代表MFアルバレスをマークし「守備をしっかり、負けないっていう戦いはした」と封じ込めた。フィカデンティ監督も「佑都は1対1に強く、優秀な対応ができる選手」と高く評価。欧州組の招集を早くから表明している日本代表との間の綱引きが、激化しそうだ。

[2010/11/30-06:01 スポーツ報知]

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