 |
2010年12月9日(木) 19:25 |
|
 |
鏡野町で新名物弁当を開発
岡山県北の鏡野町で今、新たな名産にと弁当の開発が進められています。 山里ならではの具材を使い、減少が続く冬場の観光客誘致につなげたい考えで9日、試作会が開かれました。
雪が舞い始めた鏡野町、奥津温泉です。 ここで、新しい弁当の試作会が開かれました。 会場となった旅館に、次々と弁当の試作品が運ばれてきました。 新たな弁当の開発は、鏡野町観光振興協議会が進めています。 9日は奥津温泉や恩原高原スキー場にある3つの旅館や飲食店が試作品を持ち寄りました。 地元の食材をと、山菜の炊き込みご飯などで彩りを添え、おかずにはイノシシ肉の味噌着け、竜田揚げにそぼろを採り入れていました。 実際にどの食材を採用するか、関係者による味比べが行われました。 鏡野町の年間観光客数は、2007年の130万人を最高に年々減少しています。 特に冬場の観光客はピーク時の4分の1にまで減っています。 関係者は、新たな魅力作りに懸命です。 鏡野町の新しい弁当は「やま弁・マタギ弁当」に決まり、今後、具材を吟味し1月上旬に登場する予定です。
|
|