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2010年12月9日(木) 19:25 |
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県北で乳牛がカラスにつつかれ死ぬ
岡山県北勝央町などの牧場で飼育している乳牛が、乳房をカラスにつつかれ出血したことが原因で、ここ数年の間に複数頭死んでいたことが明らかになりました。
勝央町の石原保博さんの経営する牧場でも、これまでに乳牛が乳房をつつかれ出血し、傷口が化膿するなどしたことが原因で、2頭の乳牛が死んでいたということです。 最初は死んだ原因が分からなかったということですが、乳牛のえさを食べに牛舎に入ってきたカラスが、乳牛の乳房をつつき、出血させていたのをたまたま石原さんが目撃し、明らかになりました。 数年前には、多いときで10羽ほどのカラスがエサを求め牛舎に入ってきていたということです。 その後ネットをかけるなどして予防を試みましたが、それでもネットの隙間を見つけるなどし、いまもカラスは牛舎に進入し、悪さをすると石原さんは頭を抱えます。 9日も牛舎を訪れていた獣医師の金盛さんが、診察しただけでも十数頭の牛がカラスにつつかれ出血しており、岡山県全体で見れば、もっと多く牛が被害にあっている可能性も拭いきれないのが現状です。
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