商店街の衣料品店にクマ侵入
K10057558511_1012100005_1012100010
NHKニューストップへ
※ すべての機能を利用するには、JavaScriptを有効にしてください。

商店街の衣料品店にクマ侵入

12月9日 20時52分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

各地でクマの出没が相次ぐなか、宮城県川崎町の商店街にクマが出没し、衣料品店に侵入して店内を荒らしました。店の人にけがはなく、クマは猟友会の人に射殺されました。

9日午前10時半ごろ、宮城県川崎町の商店街にクマが出没し、衣料品店に自動ドアから侵入しました。店には当時、店長の男性1人がいましたが、逃げてけがはありませんでした。クマは店内でマネキンが着ている服を破ったり、棚を倒したりしたあと、階段を上って2階の住宅部分に侵入し、在庫の衣料品を床に散らかしていたところを駆けつけた猟友会の人に射殺されました。川崎町によりますと、クマは体長1メートル50センチ、体重およそ170キロのオスのツキノワグマで、近くの山から下りてきたとみられています。衣料品店の店長の大久保雄一さんは「外で物音がして、店の自動ドアが開いたのでお客さんかと思って見たらクマがいました。中に入ってきたので、慌てて外に出て110番通報しました。とても驚きました」と話していました。宮城県内のことしのクマの出没は去年1年間の2倍近い535件で、宮城県は住民にクマへの注意を呼びかけています。