麻央は自宅で謝罪「夫婦ともに深く反省」

自宅に戻った小林麻央（左上）は報道陣に深々と頭を下げた＝東京・目黒区

(12/9)

　先月２５日未明に都内飲食店で顔を殴られて大けがを負った歌舞伎俳優・市川海老蔵（３３）が８日、都内の自宅へと退院後初めて帰り、妻でフリーキャスターの小林麻央（２８）と夫婦水入らずの生活に戻った。７日の退院会見に姿を見せなかった麻央だがこの日、海老蔵のトラブル後初となるレギュラー番組の収録に参加。収録後、帰宅した自宅前で「夫婦ともに深く反省し、これからの日々を過ごしていきます」と深々と頭を下げた。

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　「このたびは大変なご迷惑と心配をおかけしまして、心からおわび申し上げます。夫婦ともに深く反省し、これからの日々を過ごしていきます」‐。事件から２週間、麻央は深々と頭を下げて、謝罪した。

　都内スタジオでレギュラーを務めるフジテレビ・関西系「奇跡体験！アンビリバボー」（木曜、後７・５７）の収録後、午後６時過ぎに帰宅した麻央は、待ちかまえていた報道陣に対し、キャスターらしくかむことなくゆっくりと、夫の“おごり”をわびると、夫の待つ自宅へと歩を進めた。

　海老蔵は、麻央より５時間半前の午後０時３０分ごろ、先に帰宅した。事件当日は、やっとの思いでタクシーに乗り、はだしのまま帰宅した海老蔵。この日は７日の会見同様に黒のスーツ姿に革靴と乱れることなく、報道陣に一礼すると、新婚生活を送る愛の巣へと入り、その後は家から出ることはなかった。

　海老蔵は療養生活とともに、長い謹慎生活を送る。自宅では、酒を断ち、会見で話した「人としてあるべき姿、きちんと生きるということを前提に考え過ごす」ことになる。仕事面では決まっていた当面の舞台公演は自身の休演が決定。麻央とともに迷惑をかけた関係者へおわびにも出向かねばならない。また、警察の再聴取も検討されている。

　夫を支える麻央は入院生活中、「孝俊さん（海老蔵の本名）、生まれ変わらないといけないですね。人としての精神、心の勉強をして１日少しでも成長するように、一緒に頑張っていきましょう」と諭した。

　事件後初めて姿を見せると、報道陣の前でこう誓った。「夫婦ともにこれからの日々を過ごしていきます」‐。梨園の妻は、復帰の日に向けて、夫から離れることなく、けなげに歩みを進めていく。

（デイリースポーツ提供）