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TPP反対の緊急集会 みやぎ登米農協「自由化で農業壊滅」

 みやぎ登米農協(登米市)は8日、登米市の登米祝祭劇場で、環太平洋連携協定(TPP)への参加に反対する緊急集会を開いた。
 農協の組合員ら約900人が参加。鹿野勝悦組合長が「貿易が完全に自由化すれば、環境保全米や仙台牛の産地である市内の農業は壊滅する。不退転の覚悟で反対運動に取り組みたい」とあいさつした。
 鹿野組合長は「日本の食と農、地域経済を守るため、農業に犠牲を強いるTPP交渉の参加に断固反対する」との要請文を、布施孝尚市長と星順一市議会議長、自民党県連会長の小野寺五典衆院議員(宮城6区)に手渡した。参加者は「頑張ろう」を三唱し、結束を誓った。
 布施市長はあいさつで「TPPに参加すれば、食の安全保障が脅かされる。ごく一部の(輸出企業の)利益のためだけに国民全体が不利益を受けていいのか」と批判した。


2010年12月09日木曜日


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