追跡!真実の行方 〜消えた50歳主婦 “空白の60分”の謎〜
12月9日放送
<事件概要>
2001年9月、広島・府中町のマンションから、一人の主婦が姿を消した。
田辺信子さん(当時50歳)。
頻繁に夫・七郎さんと旅行に出かけるなど、“おしどり夫婦”と評判だった。
しかし、夫の直腸がんが発覚。さらに、夫が仕事で指を怪我し入院。
信子さんは、「早く夫婦水入らずの生活に戻りたい」と漏らしていたという。
その最中の謎の失踪だった。
信子さんの失踪劇には、多くの不可解な点が・・・。
失踪当日、親友と食事に行く約束をしていた信子さん。
信子さんから『準備ができた』と電話を受けた友人が、60分後に自宅へ迎えに行くと、
ドアには鍵がかかり、反応はなし。
この空白の60分間に何があったのか?
失踪から5日後、夫あてに、ワープロで打たれた差出人不明の手紙が。
それは、信子さんの不倫相手を名乗る人物から。
「駆け落ちしたので、探さないで欲しい」というものだった。
しかし、友人たちによると、そのような男性がいるとは思えないという。
この“謎の手紙”は、誰が何の目的で書いたものなのか?
マンションの3階に住んでいた信子さんは、
外出の際には絶対にエレベーターを使用していたという。
しかし、失踪当日のエレベーターの防犯カメラには、信子さんの姿はなかった。
その一方で、空白の60分に、信子さんの自宅がある3階で乗り降りする男の姿を、
防犯カメラは捉えていた。
マンションの住人ではないというこの男は何者なのか?
そして、信子さんの失踪と何らかの関係があるのだろうか?
そこで我々は、多くの未解決事件を調査し、真相を明らかにしてきた元兵庫県警刑事、
飛松五男氏と現場へ同行。
信子さんの謎の失踪を改めて検証した。
不倫相手との蒸発なのか?それとも事件なのか?
多くの謎が残る50歳妻の失踪。
真実の行方を追った!!
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