NHK職員が不発弾借り局に保管 取材先から、1発に信管NHK旭川放送局(北海道旭川市)の男性ディレクターが9月、取材先の農家から不発弾4発を同局に持ち帰り、約2週間保管していたことが2日、分かった。うち1発には爆発の危険性がある信管が残っており、自衛隊が回収した。 NHK札幌放送局によると、ディレクターは自然をリポートする番組制作のため美瑛町を取材。農家が旧日本軍のものとみられる砲弾を保管していることを知り、撮影しようと9月15日に許可を得て借りた。 29日、同局が撮影前に安全確認のため北海道警に相談し、1発に信管が確認された。 旭川放送局は「軽率な行為と言わざるを得ず、今後、このようなことがないよう指導を徹底します」としている。 【共同通信】
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