訪問介護先の高齢者の家から通帳や印鑑を持ち出し、郵便局で80万円を不正におろしたとして、元ホームへルパーの女らが逮捕された事件で、女が共犯の男に10万円の謝礼を渡していたことが警察への取材でわかりました。
三次市の元ホームヘルパー・竹氏孝子容疑者と自営業の松河清三容疑者は共謀して、今年8月、三次市内の郵便局で三次市在住の88歳の女性の通帳と印鑑を使って払い戻し請求書などを偽造し、現金80万円をだまし取った疑いがもたれています。
「竹氏容疑者は事件当時、三次市でホームヘルパーをしていました。警察では、竹氏容疑者が訪問介護先で通帳や印鑑を入手し、犯行後、元あった場所に戻していたとみています」(真田和幸 記者)
警察によりますと、通帳を見た88歳の女性の親戚が家から遠い郵便局で現金がおろされていることを不審に思ったことが、事件発覚のきっかけだったということです。
通帳の名義人以外の者が現金をおろす場合には、委任状が必要ですが竹氏容疑者からの依頼で松河容疑者が女性になりすまして委任状を書いたということです。
「竹氏容疑者は委任状を書いてもらった謝礼として、松河容疑者に10万円を渡したということです」(真田和幸 記者)
取り調べに対し竹氏容疑者は、「生活費に困ってやった」と容疑を認めているということです。
一方、松河容疑者は委任状を書いたことは認めていますが「詐欺に使うとは思わなかった」と供述しているということです。
竹氏容疑者は、10月にも同じ通帳と印鑑を使って別の郵便局で40万円をだまし取ったとして起訴されています。(12/9 19:44)
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