平成22年6月1日 NHK広報局 |
BSアナログ放送終了と絶対難視地区等への対策について |
NHKでは、BSアナログ放送の終了・完全デジタル移行を、国の方針に従い地上アナログテレビ放送と同様、2011年7月24日とすることで準備を進めています。 ただ、BSデジタル放送については、NHKは来年4月以降、現在のBSデジタル放送を再編し、2チャンネルの完全デジタルハイビジョンに移行する計画です。(現在はハイビジョン1ch、標準画質の衛星第1と衛星第2の3chを放送) これに伴い、現在、BSアナログ放送ではBSデジタル放送の衛星第1テレビジョンと衛星第2テレビジョンの放送をサイマル(同時・同内容の放送)でお届けしていますが、来年4月以降、7月の終了までは新しいBSデジタル放送の「新衛星第1」と「新衛星第2」の放送をサイマルで放送する計画であり、BSアナログ放送が前倒しで終了するという計画ではありません。 なお、従来、衛星第2テレビで行ってきた「難視聴解消のための放送」については、地上デジタル放送の「地デジ難視対策衛星放送」、いわゆる衛星セーフティネットをご覧いただくことになります。これにより、(関東ローカルではありますが)総合テレビと教育テレビの2チャンネルがご覧になれますのでサービス面でも充実することになります。ただ、従来、これをご覧になってきた視聴者の中には、BSデジタル放送の受信設備を持っていない方もいらっしゃいますので、そういった方などを対象に、NHK独自のデジタル移行施策を検討しています。 |