高橋、安藤ら最終調整＝日本勢6人出場、10日開幕―フィギュアGPファイナル

　【北京時事】フィギュアスケートのグランプリ（GP）シリーズ各種目上位6人・組が争うGPファイナルは10日、当地の首都体育館で開幕する。日本勢は男女各3人、過去最多の合計6人が出場し、いずれも初優勝を目指す。
　前日の9日は公式練習が行われ、男子ではバンクーバー五輪銅メダルの高橋大輔（関大大学院）がリンクの感触を確認しながら、4回転ジャンプなどを調整。滑走中に小塚崇彦（トヨタ自動車）と激突する場面があったが、大事に至らなかった。織田信成（関大）も好調をアピールした。
　女子は安藤美姫（トヨタ自動車）と昨季ファイナル3位の鈴木明子（邦和スポーツランド）が会場で初練習し、初出場の16歳、村上佳菜子（愛知・中京大中京高）も滑りに余念がなかった。
　男女とも10日にショートプログラム（SP）、11日にフリーを実施。今大会の成績は、来年3月に東京で開催される世界選手権の代表選考の有力な判断材料になる。　

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