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初Vへ小塚ら勢い 日本6選手、フィギュアGPファイナルあす開幕

産経新聞 12月9日(木)7時57分配信

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ上位6選手、組が争うファイナルは10日、北京で開幕する。日本からは男子の小塚崇彦(トヨタ自動車)、女子の安藤美姫(トヨタ自動車)がトップで進むなど、史上最多の男女各3人、計6選手が出場、いずれも初優勝を目指す。今季は有力選手の多くがGPを欠場しており、男女とも、複数の日本選手が表彰台に上がる可能性がある。(榊輝朗)

 男子は初の日本人王者誕生に期待が高まる。

 一皮むけたのが小塚。GPシリーズ2連勝と好調で、フランス杯のフリーでは世界歴代2位の170・43点、合計で今季世界最高の248・07点を記録。正確な滑りと表現力が高評価を受ける。

 小塚と同じくGP2連勝の高橋大輔(関大大学院)は開幕前から「ファイナルで優勝したい」と意欲的だった。3季ぶりに4回転ジャンプを成功するなど好調で、情感たっぷりの滑りも健在だ。

 前回2位だった織田信成(関大)も滑りに切れがあり勝機十分。日本勢のライバルはパトリック・チャン(カナダ)で、昨季の世界選手権では高橋に次ぐ2位だった。4回転ジャンプに挑む選手が増えた今季は大技の成否が優勝のかぎになる。

 女子は安藤が優勝の最短距離にいる。出場選手中ただ一人GP2連勝と好調を保っている。今季のフリーでは、得点が1・1倍となる演技後半に5つのジャンプを組み込む構成に挑んでいる。

 鈴木明子(邦和スポーツランド)は安藤と同じGP2戦に出場しともに2位。美しい滑りへの評価は高く安定感がある。今季からシニアに参戦し初出場となる16歳の村上佳菜子(愛知・中京大中京高)は先月のスケートアメリカでGP初勝利を挙げた。勢いがある。

 日本スケート連盟の伊東秀仁フィギュア委員長は「若手、ベテランがかみあい日本の全員にメダルの可能性がある。(来年3月に東京である)世界選手権へ向け重要な大会。頑張ってほしい」と好成績を期待した。

 バンクーバー五輪王者のエバン・ライサチェク(米国)、同女王の金妍児(韓国)は今季GPを欠場。不振が続いて進出を逃した浅田真央(中京大)は不在だが、日本勢に追い風が吹いている。

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最終更新:12月9日(木)8時0分

産経新聞

 

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