暴行されて重傷を負った歌舞伎役者・市川海老蔵（３２）に対して、世界空手道連盟真樹道場宗師で故梶原一騎の弟・真樹日佐夫氏（７０＝写真）が苦言を呈した。

　真樹氏は拳一つで六本木・西麻布かいわいをのし上がり、今では顔役となっている伝説の人物だ。１１月３０日、都内で開かれたパーティーに出席した後、本紙の直撃に「（海老蔵は）生意気だよ。舞い上がっちゃってるな。海老蔵のことをいつかやってやるというヤツはけっこういたんだよ。拍手しているヤツもいるだろうよ。誰も注意しねえから、こうなるんだ」と海老蔵の“裏の顔”を明かした。

　真樹氏に言わせれば、不良グループが集うような場所で飲んでいた海老蔵も悪いという。「料亭とかで飲んでればよかったんだよ。あんなとこで飲んでるから悪い」と断罪。その上で、芸能人が酒場でトラブルに遭わないためには「飲み潰すことだな（酔い潰れること）」とアドバイスを送った。
　海老蔵は暴行で左頬骨を陥没骨折するほどの重傷を負い、先月２９日に顔面の整復手術を受けたものの、まひなどが残る可能性が指摘されており、役者生命の危機に陥っている。
　被害状況を聞いた真樹氏は「人を殴り慣れてるヤツの犯行だな」と指摘。さらに「（犯人は）前からの知り合いだろ。絶対裏があるよ、これは」とニヤリ。
　真樹氏が言うように、まだまだ隠されている真実がある
のか？　真相究明が待たれる。