外来動物の生命尊重       
(国や一部研究者の根絶殺害方針は間違っている) 

「野に出た外来動物は、生態系を撹乱させる。殺してしまえ」という論調が、研究者を中心に、当然のごとくに叫ばれています。外来動物は、人間によって日本に無理やり強制連行されてきた動物たちです。外来動物こそ被害者。外来動物問題は、外来動物を殺さないで解決すべきです。原因を作った人間こそ、罰されなければなりません。在来動物と外来動物の命に差などありません。

今も一部を除き、続々と輸入されている外来動物たち。輸入をまず全部止めるべきです。ドイツでは、50年以上ドイツで生き続けている外来動物は、もう在来動物とみなすそうです。いったん野で繁殖した外来種の根絶殺害などもはや不可能なのに、研究者や捕獲業者が(しばしば同一人物)、まるでできるかのごとく行政にけしかけて、外来種根絶策に予算を計上するよう進めています。

すでに日本の野で繁殖してしまっている外来動物の分布を決められるのは、自然だけです。

外来種輸入の規制をせず、入れては殺す。その行為は正に残酷なだけで、一度野に放された生物の根絶は不可能近く、全国で、無用の殺生となっています。

みなさん、無用の殺生はしたくないと声を上げていきましょう。

まずは入り口を狭くすることで国内の外来種増殖を減らすことも大切です。

熊森は、特定外来生物法の、大幅修正を目指します。