クエン酸

「疲労回復速効パワー、クエン酸徹底解明」という今回。
毎回なにも解明しないのに、はたして解明できるのでしょうか?

はじめに
クエン酸回路とは、糖、脂肪酸、多くのアミノ酸などの炭素骨格を完全に酸化するミトコンドリアのマトリックスにある代謝回路で、トリカルボン酸が関与するのでトリカルボン酸回路(TCAサイクル)、クレブスが提案したのでクレブスサイクルとも呼ばれます。

簡単に言うと、毎日の食事から得た炭水化物(糖質)がブドウ糖に分解され、このサイクル状の代謝経路と酸素で、エネルギー・水・二酸化炭素を発生させる、つまりエネルギーの産生・代謝を行い、それによって我々は活動できるというわけです。このようにクエン酸回路は糖、脂肪、アミノ酸の合成・分解の調節をしています。

この回路で初めに生成されるのが「クエン酸」であり、そのクエン酸を摂れば早くエネルギーに変換される、または老廃物が早く分解される、その他にも色々な効果がある、とするのがクエン酸製品を販売する会社が主張する理由ですが、クエン酸は体内で不足などしていません。なぜならクエン酸回路で生成されるからです。まずはこれが前提。

こういう屁理屈を正しい情報とセットで販売する例は数多くあります。例えば酸性体質はアシドーシスという病気の状態ですが、それを利用して「現代人は酸性体質です。アルカリ性食品を食べましょう」などと言って販売しているケースです。クエン酸も同じ理屈ですが、一応典型的な薬事法違反の例を挙げておきます。さて、さっそくこの「メダリスト」という商品を3年分オーダーするとするか。

ちなみにクエン酸シルデナフィル(バイアグラ)というのはチンコが立たない人が飲むものであり、立つ人は飲んではいけません。立つというのは充分硬くなるということを言っているのですが、半立ち状態の人が飲むべきかどうかは病院で相談してください(泣)←なんで泣かなきゃーならないんだ←自分で突っ込むなよ←別にいーじゃないですか、というやり取りはどうでもいいとして、この前提を踏まえて番組を見ていきましょう。


「疲れの原因」
導入はいつものいいかげんな街頭調査から始まりました。道行く人にインタビューし、その結果81%が常に疲れているのだそうです。まあ、これは数値は無視してもそうでしょう。疲れを感じている人は多いことと思います。ここで今回のA級戦犯、日本医科大学、飯野教授が登場し、少々どもりながらセリフを読んでいました。「ビタミンB1だけでは現代人の疲労は取れなくなっているのです」だそうですが、これはビタミンB1が疲労に関係あることから出てきた発言。

しかしビタミンB1は疲労には確かに関係するものの、国民栄養調査によると充足率は150%で、不足というよりは過剰(尿中に排泄されるので過剰症の心配はない)です。こういう現状をたぶんわかっていながらこのようなコメントをするのが医師だということがまず信じられません。逆に不足している人はカップめんやファーストフードなどのジャンクフードに偏った食生活なので、それを改善するのが一番です。ですからそういう人が疲労回復にビタミンB1だけを摂取しても全く無意味です。バカかこの医者は。

そこでビタミンB1だけでは回復しない身体に何が足りないかということで今回のクエン酸が登場する訳です。スポーツ選手がクエン酸を飲んで好記録を出したとか言っていましたが、これはトレーニングの賜物であって何もクエン酸を飲んだからではありません。こういう映像を度々出してきて内容の信憑性を増す効果を狙っているのですが、「視聴者はバカだから何でも放送しちゃえ」という構図が丸見えです。バカにすんじゃねーよ。

ここで前科一犯の飯野教授のコメント「クエン酸は体内で作られているが、身体の中で不足しているのです」だそうです。はあ?この時点で更なる有罪確定です。番組では「体内でクエン酸は作られる。激しい運動時は減少する」だそうですが、なんだわかってるんじゃん。しかし前科二犯の飯野教授「激しい運動をしなくてもクエン酸が体内で不足しているのです」だそうです。何を言ってるんだこのヤブ医者は。

では、「普段の生活を送っていてもクエン酸が不足するのか?」ということを確かめるいつものデタラメあるある大実験。普段運動をしない被験者20人によるクエン酸血中濃度測定です。こんなもんを測って何の意味があるというのか?結果は基準値1.4〜2.6の範囲の中で正常が7人、不足気味(といっても基準値内)が10人、不足が3人で、これを受けてナレーション。



「なんと全体の7割がクエン酸不足という結果に」






なんとスタッフ全員がノータリンという結果に


バカタレが。そもそも不足など問題にならないものを取り上げて、つべこべ言っても何の役に立つんだよ。しかしホンマに論理の大幅な飛躍と都合の良い解釈を毎回毎回よくできるなと感心します。でも、毎回なので何もいいますまい、このいかれぽんち。いかれぽんちってどういう意味だ?

もうここまでで番組自体がどうでもいい方向に勝手に転がっているのですが、なぜ不足するかを前科三犯、執行猶予中のヤブ医者、飯野教授のコメントです。



飯野教授
「細胞内の酸欠です。酸欠人間が増えてるんです」





お金の為な〜らえ〜んやこ〜らっと


ここで例によって「パラパパパラリラ、ホ〜ワ〜ン、ホ〜ワ〜ン」という視聴者をなめきったBGMの後、スタジオに切り替わりました。菊間アナより「そしてあるある会員の皆さんです」と紹介されたあるある会員たち。以前のアミノ酸2の時に女子高生のパンツが見えていたので、それ以来目を皿のようにして見てるんですけど、「ちっきしょーテロップが邪魔なんだよー」なんて思いながら見ているなんていう事を書いていたら「やっぱり管理人さんってホンマにエロなんですね」などと思われるのは明白ですが、別にいーじゃないですか。賛同するオス諸君は挙手。



「酸欠人間の原因」
「ついに明らかになった衝撃の事実!」という大げさな特大の真っ赤なテロップで始まった最初のコーナーは、まずクエン酸の役割の説明です。番組では「炭水化物を食べる→小腸でブドウ糖に変化→肝臓でエネルギーとして貯蔵→必要な時に細胞へ→ピルビン酸に分解→アセチルCoAに分解→TCA回路に向かう→有機酸と結合→クエン酸生成」だそうで、「クエン酸はエネルギー産生の中心」と説明がありました。

おおむね説明は正しいのですが、クエン酸は代謝の過程で出来る中間産物ですから、重要であるのは間違いないものの、どうも番組展開上利用されているとしか思えません。

続けて「しかしとんでもないことが起きていた」と脅かすナレーションの後、前科四犯、実刑判決を受けた飯野教授は「TCA回路は酸素がなければ機能しないのです」とコメントしていましたが、ここは正しい説明。しかしこの後の展開にただ単に利用されたに過ぎません。

「酸素欠乏はさらに重大な問題が」とさんざん脅してこの番組で解決できるというちゃんちゃらおかしい展開は毎度のことですから、特別驚きはしません。ビックリしたなーもー。で、説明では「ピルビン酸が酸素不足の時は乳酸が生まれ、身体が酸性に傾き疲労する」としていましたが、これは激しい運動時の説明。

ここでまたまた前科五犯、無期懲役が確定したヤブ医者の飯野教授のコメントです。「酸素不足は日常生活でも起こることがあるんです」だそうですが、このおじさん本当に医者なんでしょうか?いくら出演料をもらうからといって、そこまで番組に加担しなくてもいいものを。良心なんてもんがあるのか?

ここで、もうどうにも説明がつかないトンデモ実験。こんな実験を指示したのはヤブ医者の飯野教授だろうな。で、実験はというと、2人の朝の血糖値を測り、1時間ごとに計測するというもの。ここで「血糖値が低い時は酸素の供給が低い時」とするデタラメな解釈をしています。腹が減った状態を酸素不足にしてしまうというこの実験は論理のすり替え、いや想像の産物以外の何物でもありません。おかしいじゃねーか、わっはっはー。

そして結果はというと、血糖値が一番低い時は1人目が午後4時で、その時間に別居中の姑が訪問していて「ストレス状態だった」としていました。それを説明するのが「交感神経が興奮し血管を収縮させるので身体に酸素が行き渡らず酸欠になる」だそうです。視聴者は何も知らないとでも思っているのでしょうか?

ストレスがかかると間違いなく血糖値は上昇しますので、ここは番組が勝手気ままに製作したとしか思えません。もし、ヤブ医者の飯野教授が関係しているのなら、この医者がいる日本医科大学には絶対に近づいてはいけません。しかしよくも毎回ぬけぬけとこんなデタラメが放送できるなフジテレビ。

残る1人は午前11時ごろに血糖値が最低になったそうで、その時には座って刺繍をしていました。ここでもしゃあしゃあと「身体を動かさない→筋肉が動かない→酸欠」としていますが、その時被験者は空腹を感じていたことでしょう。全くもってバカバカしい実験と結論で、そこから導き出せるのが「細胞の酸素不足」というこの番組ならではの論理の飛躍とねじ曲げ、都合のいい解釈がごっちゃになって現れた最たる例です。そろそろこれを見る視聴者も「あれ?おかしいぞ」と気付いているのではないでしょうか?

この後も番組独自のへなちょこ理論にのっとって電車のそばの部屋で過ごすとどうなるかという「ストレス実験」、カラオケ店バイトの女性に1日パソコンを使わせる「運動不足実験」、さらに3人のサラリーマンに夜更かしをさせ、生活サイクルが狂うと酸欠になるとする実験、を行っていましたが、全くもって何の意味もありません。もうホンマにいいかげんにしろよ。


「疲労回復効果」
ここではもう、「酸欠→クエン酸減少→疲労」というなんとも強引かつデタラメな理論の展開を経ているのでしょうがないのですが、次はどうでもいい効果の紹介です。ここではクエン酸の映像が流れていました。白い粉が徐々に上から落ちてきて小山を作ると言う、何やら覚醒剤を思わせる映像です。これは私見ですが、例えば天然の物に似せて化学的に合成した栄養素というのは身体の中での活性(働き)は低いと私は考えています。

例えば化学的に栄養素だけを合成した食物はいくらでも製造可能なものですが、自然界にある動植物が持つ自然な栄養素には絶対に勝てないと思うのです。たとえ栄養素の構造を真似したとしても、とても自然の物には勝てません。これはダッチワイフと生身の人間の差だという風に考えれば、わかりやすいです。ありゃ?

ここで「クエン酸にはどんな効果があるのか?」ということで名古屋工業大学、下村博士のコメントです。「クエン酸は外から摂っても細胞に入るので十分身体に使われると思います。乳酸の解消が早められる事が分かっています」だそうです。これはどうでしょうか?しかし冒頭から続いている「細胞の酸素不足」はどうなったんだよ〜。

ここであるある大実験。主婦4人は電車が五分置きに通るというアパートで過ごし、OL4人は1日中パソコンで作業をさせ、サラリーマン4人は徹夜でマージャンをさせるという実験で、各グループにクエン酸を摂取させたグループとさせないグループに分けた結果、つまりストレス、運動不足、生活リズムを狂わせたグループに分けて乳酸値を調べていました。結果はクエン酸を摂取したグループで60分後の乳酸値が低下したので「疲労が回復した」としていました。

番組解説では「ブドウ糖がピルビン酸になる酵素を抑える→糖の分解を抑制する→別の酵素が働き乳酸をアセチルCoAに分解しTCAサイクルへ→クエン酸が生成しエネルギーになる」としていましたが、酸欠の理論はこの時点でどこかに消え去っています。こういう内容はよくある事で、「屁理屈を展開→やっぱりこっち→いつのまにか全く違う理論」というのがこの番組の特徴のひとつです。つまり構成なんぞは全く考えてないということです。

しかしこの説明にはどうも納得がいきません。無酸素運動ではブドウ糖が活発に消費されて乳酸が蓄積されますが、有酸素運動に移行するとブドウ糖消費速度が増大し、乳酸が速やかに消失します。これにピルビン酸は確かに関係しますが、クエン酸が関係するという記述は見つけられませんでした。糖の分解を抑えるというのもよくわかりませんし、運動もしていないのに乳酸値のわずかな変動がわかったからといって、それが=クエン酸の効果と言えるのか。難しいことをずらずらと並べて誤魔化しているとしか思えないぞ。

で、実験を見てみますと、飲んだグループ、飲まないグループで比較をしているのは今回評価できますが、なんせ人数が少なすぎて結果に対して評価などできやしません。この実験は初めからわかっていることを見せたのか、結論がまず先にあってそれを都合のいいように見せるための実験か、判断しかねるところです。つまり、どうでもいいということです。


「クエン酸の更なる効果」
ここでは糖とクエン酸を同時に摂るとどういう効果があるのかを「驚くべき効果!」と仰々しく紹介していました。まずはいきなり実験です。男女8人を4人づつに分け、Aグループはごはんだけ2人、ごはん+クエン酸2人、Bグループも同様に砂糖水だけ2人、砂糖水+クエン酸2人、これを摂取させた後15分ごとに血糖値を測り変動を見ていました。

その結果、クエン酸を摂取したグループが「血糖値の上昇が早く下降も早いのでエネルギーが肝臓で貯蔵された」としていました。貯蔵されたら太るじゃないか、ブヒッ。しかし血糖値の上昇がわずかに早い、つまり消化吸収が良いことがどうして貯蔵になるのかわからんぞ。それに実験結果も少人数の個人差の可能性は高いものです。この辺は「低インスリンダイエット」の逆の理論を持ち出しています。

ちなみに糖質(炭水化物)は消化酵素によってブドウ糖などの単糖類に分解されて吸収されます。吸収されたブドウ糖は肝臓に入り約半分が貯蔵され、半分は血液中に流れ込んで血糖値を上昇させます。するとインスリンが出て肝臓での糖の放出を抑制したり(つまり食事からの糖を優先させる)、細胞にブドウ糖を届けたり、使わなかったブドウ糖はグリコーゲンや中性脂肪として蓄積されたりします。ですからインスリンは食事の内容によって必要量だけ自動的に分泌されますので、血糖値の上昇が早い=貯蔵はおかしーじゃねーか。


「キレート作用」
ここでも「更なる驚きの効果があった」などと屁理屈をこねています。そして出てきたのはキレート作用なるもの。番組によれば「クエン酸とミネラルを一緒に摂ると、包み込んで吸収されやすくなる」としていましたが、全く逆で、吸収されにくくなります。例を挙げますと、この原理を利用したのが輸血用の血液に含まれる血液凝固阻止薬のクエン酸ナトリウムです。血液凝固因子のカルシウムと強くキレートすることによって血中カルシウム濃度が低下し、低カルシウム血症を起こす副作用があります。

そんないいかげん極まりない内容を放送しながらも脅すことは忘れていません。鉄が不足すると貧血・動悸・息切れ・めまい・肩こりが起きるとか、マグネシウムが不足すると不整脈・神経過敏・けいれん・心臓発作が起きるとか、屁をこく時は誰もいないことを確認しないと人格にかかわるとかなんとかかんとか脅しまくり。これにクエン酸のキレート作用は全然関係ありません。

栄養素の不足が引き起こす症状を挙げて脅すだけ脅し、視聴者を不安な気持ちにさせて番組で解決出来るという内容は、もうほとんど霊感商法。あなたのご先祖様が、前世が、風水が、天中殺が、背後霊が・・・解決するにはこれしかありません。だからこれを買いましょう。バカいってんじゃないよー。

ここでは「クエン酸でミネラルの吸収が良くなるのか?」ということでヒジキを1週間毎日8人に食べさせるという拷問のような実験を行って「鉄、マグネシウム共に血液中に増えた」としていますが、クエン酸なんて関係ありません。それにこんなもんが信用できるか、このボケナス。

この後、「キレート効果は抗酸化作用もある」などとしてあやしい論理を展開し、それをまたデタラメ実験で確かめようとしていますが、クエン酸だけに注目するのではなく、酢の物、果物などを食生活に適宜取り入れていけばいいだけの話です。もう言いません。いや、言いたくありません。言っても無駄です。そりゃそうでしょ、毎回毎回人をおちょくった内容ばっかり放送しやがって、もう勝手にしやがれ。


「ある子のコーナー」
ここで疑うすべを知らないおめでたい視聴者からの質問を紹介するこのコーナーで、「クエン酸の効果は本当か?」という事で出てきたのが一般に言われている効果。「血液サラサラ、肌荒れ改善、免疫向上、ダイエット、肝機能向上、アレルギー改善」などがあるとしていましたが、それの効果の基本は「キレート作用」だということです。へぇ〜なるほど〜。もう完全に視聴者をおちょくっています。冒頭で「身体の不調は細胞の酸素不足が原因」だとさんざん脅しておいて番組最後ではキレート作用が効果の基本だとは一体何事か。

続けて血液サラサラについて、冒頭で登場し「酸欠人間」と暴言を吐いた死刑囚、ヤブ医者の飯野教授がコメントしています。「カルシウムがクエン酸で吸着されると血液が固まらなくなります」だそうで、これを受けて番組では「キレートするのでサラサラになる」としていましたが、ここも先ほど説明した血液凝固阻止薬の効果を考えれば明らかに間違いです。実際に輸血の際に血液中でクエン酸が多すぎると出血が止まりにくくなります。それを説明して血液サラサラだと言われても、信用できるかそんなもん。

肌荒れ改善効果は新陳代謝が活発になるので効果があるとしていましたが、クエン酸だけを毎日摂ればすむという問題ではありません。免疫向上の効果は、「細胞の活性が良くなれば免疫にいいかもしれない」だそうですが、まず関係ないでしょう。このようなことはクエン酸を摂れば済むというものではなく、やはり毎日の食事バランス、適度な運動、ストレス対策が最も大切だと、何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も、誰か止めてください。

それで、結局効果が確証されているのは「血液サラサラ、肌荒れ改善、免疫力向上」以上の3つだそうで、これは番組が勝手に言っていることです。しかし1時間やんややんやと大騒ぎしておいて、中盤に登場した「疲労回復効果」、最後の「ミネラル吸収率アップ」は、この確証のある効果の中に入っていないところが、この番組らしいところ。もうわざととしか思えません。っていうか何にも考えていません、ここのスタッフは。

しかし、氾濫するクエン酸ダイエットに対して菊間アナが良い事を言っていました。「ダイエットは医学的に証明されていないのです」。菊間アナよ、よく言ったぞ。実はダイエット効果も放送されると思っていましたが、逆に否定してしまうというこの番組にあるまじき行為。いつもなら「ダイエットにはクエン酸が最も大切だと心得よ」と放送しているところです。さて、明日からダイエットにクエン酸を飲むとするか。

ここでエンディングですが、ダイエット効果にデーブ大久保がうんちくをたれていました。



デーブ大久保
「疲れないから動けるんで、運動するためのダイエットにはいいです






おまえが言うな


今回の感想
いつも見ていると分かるのですが、冒頭からの極端な脅しから中盤後半にかけて「最初は何だったの?」という展開は頻繁に見られることです。それだけ毎回まとまりがなく、「結局何だったんだ?」と思わせるのがこの番組の特徴とも言えます。その辺は「特命リサーチ」は考えていて、実に分かりやすい展開です(信憑性は別として)。こんなところを見ていきますと、日本テレビとフジテレビのスタッフの頭脳の差が垣間見えてきます。よって前回今回ともお粗末極まりないどうでもいい役立たずのデタラメ情報です。おう、そう言えば先週注文したマイナスイオン発生器とトルマリン布団がもうそろそろ来る頃なんだが。