プロレス報道各スポーツ紙の担当者や評論家によるプロレス大賞選考会が8日、東京都内であり、今年の最優秀選手賞(MVP)にノアの杉浦貴(40)が選ばれた。
杉浦は昨年12月に団体の看板であるGHCヘビー級王座に就き、今月5日の日本武道館大会まで7連続防衛に成功。これは同王座では三沢光晴(故人)に並ぶ記録となった。MVPにはほかに、新日本のG1クライマックスとIWGPヘビー級王座を制した小島聡や真壁刀義らも候補に挙がったが、団体を背負って戦い抜いた杉浦の奮闘ぶりが高く評価された。
年間最高試合賞は、新日本両国大会(10月11日)で行われたIWGPジュニアタッグ選手権、飯伏幸太&ケニー・オメガ組(DDT)−プリンス・デヴィット&田口隆祐組(新日本)。
最優秀タッグ賞 中西学&ストロングマン(新日本)▽殊勲賞 諏訪魔(全日本)▽敢闘賞 永田裕志(新日本)▽技能賞 カズ・ハヤシ(全日本)▽新人賞 岡林裕二(大日本)▽特別功労賞 アントニオ猪木、ラッシャー木村、山本小鉄、星野勘太郎、ジョー樋口▽女子プロレス大賞 高橋奈苗(スターダム)▽レスリング特別表彰 坂本日登美、吉田沙保里、伊調馨
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