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暴力団幹部射殺で裁判員除外申請 |
12/08 19:25 |
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福岡県中間市で、指定暴力団工藤会系の組幹部を射殺したとして、同じ組の幹部ら2人が起訴された事件で、検察側が、裁判員裁判の対象から除外するよう申請していたことが分かりました。
福岡県内では初めての除外申請です。
この事件は、おととし9月、福岡県中間市で工藤会系の組幹部を拳銃で撃って殺害したとして、同じ組の幹部・坂本敏之被告ら2人が殺人などの罪で起訴されたものです。
福岡地裁小倉支部によりますと、この事件の裁判について、福岡地検小倉支部は先月17日付けで、裁判員裁判の対象から除外するよう申請したということです。
裁判員法では、裁判員裁判の対象事件でも、「裁判員らに危害が及ぶ可能性がある場合には、裁判官だけの公判に変更できる」と定められています。
地検小倉支部では、「一切コメントできない」としていますが、工藤会が過去に一般市民を狙った事件を起こしていることを考慮したと見られています。
地裁小倉支部では、除外申請を認めるかどうか、現在、協議を進めています。
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