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今日のイチオシ芸能記事
海老蔵無期限謹慎…暴力行為は完全否定
左目は赤く充血…。涙をこらえ会見する市川海老蔵=都内のホテル(撮影・村中拓久) |
(12/8)
先月25日に顔を殴られて重傷を負った歌舞伎俳優・市川海老蔵(33)が7日、入院していた都内の病院を退院し、同夜、会見した。海老蔵は事件について「皆さまに大変なご迷惑をかけた」と謝罪。自身が相手に暴行を働いたかどうかについては「手を出す余裕は一切なかった」と強く否定したが、詳細については捜査中を理由に語らなかった。また、事件当日に予定されていた1月公演の記者会見をキャンセルしながら夜の街で騒動を起こしたことについて、松竹が海老蔵への無期限謹慎処分を発表した。
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無数のフラッシュを浴びて登場した海老蔵に会見場からどよめきが起こった。
テレビカメラ60台、スチールカメラ100台、記者500人という異例の大取材陣の視線は、ほお骨を手術した左顔面に集中した。“役者の命”だけに回復が心配されたが、見た目は問題なかった。全治2カ月と明かした海老蔵は「痛み、しびれがあり、非常に違和感がある」というものの、左目が充血している程度で完全回復が期待できそうだった。
約1時間40分の会見中、さすがの海老蔵も神妙に謝罪を繰り返した。体調不良を理由に製作発表をキャンセルしながら、酒席でトラブルを起こし、京都・南座の12月公演に穴を開けた。「社会人として節度を欠いていたことは十分に承知しています」と反省の弁を述べた。質疑応答前にはステージから降り、約42秒間も頭を下げた。
しかし、肝心の事件に関しては「捜査中」という言葉で詳細を語らなかった。同席した元暴走族のリーダーとは「初めて会った。もともとの知り合いではありません」とし、自身の暴力行為については「そのようなことは一切ございません」と完全否定した。
事件の引き金となった酒については「当分の間、飲もうという気持ちにはならない」とし、きっぱりと“断酒”を宣言することはなかった。
事件当日、自分自身に何という言葉をかけたいかと聞かれると、「出かけるのをやめなさいと…」とバツ悪そうに答え、失笑が起こった。
入院中、献身的な看病を続けた妻でタレントの小林麻央(28)についての質問が出ると、言葉に詰まる場面も。麻央夫人からは「孝俊さん(本名)、生まれ変わらないといけないですね。一緒に頑張って行きましょう」と声をかけられたという。
出演予定だった1月3日初日の「初春花形歌舞伎」(東京・ルテアトル銀座)は公演中止にし、代替公演を製作予定。2月の「二月大歌舞伎」(愛知・御園座)は一部演目変更するという。
今後について「昔以上にきちんと常識を持って、人への優しさを持っていきたいとしか今はお答えできません」と話した。遊びも“芸の肥やし”としてきた海老蔵。謹慎明けは、芸一本に精進する姿が求められそうだ。
(デイリースポーツ提供)
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