民主党・最大の亡国政策を斬る
保守層はもっと日本農業壊滅施策に危機感を持て！
民主党政権を亡国政権と呼ぶ保守層は多いが、では具体的に何を以って亡国と言うのか？外国人地方参政権、夫婦別性、人権擁護法案、支那朝鮮への弱腰外交など様々な指摘はあるでしょう。
しかし、何と言っても今全国の農民が民主党政権に反対の声を上げている関税を撤廃して、自由貿易体制に移行するＴＰＰへの参加表明こそは最大にして最悪な結果をもたらす亡国への道なのです。
農林水産省の試算で既に食料自給率が現在の４０％から１４％へと急落してしまうとされています。これによって３４０万人が失業するとも言われていますが、これはどう言うことなのか、もっと具体的に説明します。
自給率４０％はその殆どが日本人が主食としているコメですが、全国の水田が半減どころか３分の１になってしまうと言う事です。私は東京ー福島を新幹線で３０年以上も行き来してきましたが、普通列車から新幹線に変わろうが窓から見る景色は変わりませんでした。
今頃は稲の刈り取りも終わり、トラクターで耕され黄土色ですが、これが春先になれば苗が植えられ緑に変わり、そしてその緑は益々濃くなって、夏が過ぎれば黄ばみを帯びてくる。
そんな日本の奇麗な風景は破壊されてしまいます。食料安保だけではなく、日本農業の壊滅は環境破壊にもつながります。秋の台風に襲われる日本は広大な水田の保水によって、洪水被害を防いできました。
巨大なダムが全国に沢山あったわけです。災害を防ぐだけではなく、水田は日本の自然環境を守り通してきた。更に日本のコメ作は日本文化の基盤であり、日本人の独自な宗教観である神道とも深く結びついています。
※この点に関しては先の「日本の心を学ぶ会」の講演会で話をしたので、それを近くＤＶＤにして販売する予定です。題名「危機に直面する日本神道」
日本人らしさなどと良く言いますが、その日本人らしさこそ農耕民族として長年培ってきたその歴史と伝統が深く関係しています。日本人の勤勉性こそ、稲作を手間暇掛けて作ってきたことに起因すると主張している民俗学者もいます。
日本の稲作を守ろうとせずに、それを壊滅させることこそが最大の「亡国の徒」言わずして何と呼べば良いのか？
今民主党政権に異を唱える保守層は多いが、それぞれが日本の将来に危機感を持っての事だと思います。であるのならなお更のこと、この問題に沈黙せずに声を上げるべきだと思います。
この問題を今後シリーズで考えていくことにします。
昨日同様、りんごの発送業務で大変忙しく、遅くまで仕事をしているので、夜のブログ更新は本日も休ませて頂きます。昨日のコメントが３００を越えていますが、申し訳ありませんが、コメントにも目を通す暇もありません。後日ゆっくり読ませて頂きます。
りんごの注文はおかげさまで、これまでにないご注文を頂きました。夏の桃の販売で改めて福島産の果物の甘さが理解頂いた結果であると思っています。
りんごの収穫が終われば反射板を終い、葉が残されている内に肥料をやらなければなりません。日曜日にはりんごジャムの生産も行なうので、本当に休む暇もありません。当分の間朝方のエントリーのみという日が多くなると思います。
☆フジりんご販売のお知らせ
今回ご注文を頂いた方には、本日より発送を行ないます。到着予定は明日、明後日になります。また注文受付は今日の夜までにお願いします。第三回目の発送は１５日以降になります。
今年収穫したりんごをテーブルにおいて、ナイフで真っ二つに切りました。芯の周りにはたっぷりと蜜が入っていました。今年も皆様に蜜入りフジりんごをお届けしたいと思います。
詳しくはこちらをご覧下さい。
http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/
52599144.html