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朝青龍 起訴猶予「引退で社会的責任」
大相撲の元横綱・朝青龍(30)=本名ドルゴルスレン・ダグワドルジ、モンゴル・ウランバートル出身=がことし1月、知人男性(39)を暴行したとされる問題で、東京地検は8日、傷害容疑で書類送検された朝青龍を起訴猶予処分とした。この処分について、地検は既に示談が成立していることなどを理由に挙げている。
地検によると、朝青龍は初場所中の1月16日未明、東京都港区のクラブ前で男性を車に乗せ、午前4時20分までの10分間、走行中の車内で男性の顔を左手の甲で殴り、鼻の骨を折るなど約1カ月のケガを負わせた、としている。
現場は、歌舞伎俳優・市川海老蔵の事件と同じ西麻布。朝青龍は当時、泥酔状態で、事件直前に路上で男性とトラブルになっていたという。
地検は処分理由について「偶発的犯行で、示談も既に成立している。さらに相撲界から引退するなど社会的責任を取っている」としている。
警視庁は5月中旬に朝青龍を事情聴取し、朝青龍は「車内で手が当たったかもしれない」と説明。男性が被害届を出さず、示談に応じたため、警視庁は7月に朝青龍を書類送検した際、起訴を求めない「しかるべき処分」との意見を付けていた。
朝青龍はことし2月に暴行問題の責任を取って引退。日本相撲協会から特別功労金や退職金を支給され、10月には東京・両国国技館で断髪式などを行う引退相撲を開いた。
相撲協会の放駒理事長(元大関・魁傑)は、朝青龍が起訴猶予となったことに対し「相手にケガを負わせたことは事実のようですが、既に引退した力士なので、相撲協会としては今後の推移を見守るしかありません」と話した。
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