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道頓堀・大たこ「営業続ける」徹底抗戦の構え
大阪市から撤去命令を受ける中、営業を続ける「大たこ」
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大阪・道頓堀で40年近く営業している有名たこ焼き店「大たこ」の市道占拠問題で、大阪市は8日までに、道路法に基づく撤去命令を出した。9日までに応じない場合、行政代執行の手続きを始め、今月中旬にも強制撤去する方針。店側は「この場所で営業を続ける」と反発している。
市によると、大たこ側は6日「通行の妨げになっていない」などとする弁明書を提出。これに対し、市は「正当な理由がなく、交渉に応じるつもりはない」と判断した。
大たこは1972年の開店以来、約4・4平方メートルの市有地上で営業。市が明け渡しを求めた訴訟で、最高裁は7月、不法占拠と認定した。大たこは、強制執行される予定の11月末、目の前の市道に数メートル移動しただけで営業を再開していた。
林美樹店長(34)は「過去には土地を購入したいと申し出るなどしており、いい方向に進んでいた時期もあった」と納得できない様子。この日も約20人が行列を作るなど相変わらずの人気ぶりで、店頭には客からの「頑張れ」と書かれた手紙が飾られていた。
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