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紅白占領!「嵐」司会の見返りに出場枠「6」

2010年11月14日
エンタメ

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「第61回NHK紅白歌合戦」の紅組司会は女優でピアニストの松下奈緒(25)、白組は番組史上初の嵐による“グループ司会”に決定したことは周知の通りだが、実はその舞台裏でジャニーズによる強引とも言える「紅白」出場枠拡大作戦があったという。このままではNHK「紅白」がジャニーズに乗っ取られてしまう!?

近藤真彦、V6、NYCまでゴリ押し

「ジャニーズはNHKに嵐を司会に起用する条件として、白組の出場枠6組を要求していたというんです」
 こう衝撃証言してくれたのは、事情に詳しい芸能プロダクション関係者だ。
 確かに、今年1年の芸能界、音楽シーンを振り返った時に嵐の存在なくしては何も語れない。「だからと言って、紅白に6組出場させろ!という条件を突きつけるのは異常ですよ」
 ジャニーズが出場を要求しているのは嵐やSMAP、TOKIOといった“常連組”のほかにV6、さらには近藤真彦(46)、NYCといった面々。今年デビュー30周年を迎える近藤をプッシュするのはわからないでもないが、V6やNYCまでというのはゴリ押しし過ぎだ。
「近藤に関してはジャニーズも今月21日の『のど自慢』に出演させる予定で、NHKに対して気遣っている部分もあります。ただ、だからと言って『紅白』は別でしょう」(音楽関係者)。「紅白」は表向きには、各レコード会社に出演を交渉して出場歌手のスケジュールを調整していくものとされる。
 しかし、現実は所属事務所の意向が8〜9割を占め、レコード会社は単なるサポート役といったところだ。
 NHKにしてもジャニーズのアーティストが6組も出場されたら、白組の出場者の4分の1がジャニーズということになってしまう。当然、全体のバランスが崩れるわけで、紅白スタッフの中には疑問視する声もあったようだ。
「当初は嵐を司会に起用したいが、出場枠の条件はのめない」とジャニーズに抵抗したという情報もあるが、「結局はジャニーズの条件を丸のみしてしまったようです」(別のプロダクション関係者)

発表日までジャニーズの意向?

 しかも、司会者の発表日までジャニーズの意向だったとの情報もある。「発表日となった11月3日は昨年と同じで、NHKの主導とも思えますが真相は違います。ジャニーズは11月3日のスケジュールを最初から空白にしていたんです。嵐の司会者起用は以前から噂されていましたが、下馬評に上がっていたのは桜井翔で、まさか嵐全員での司会というのは意外でした。これも、おそらく条件をすべてのんだNHKに対しての特別な計らいでしょうね。NHKにしてみれば、嵐全員が最初から最後まで出てくれるんですからメリットが大きいと判断したのでしょう」(冒頭の芸能プロ関係者)
 NHKの番組制作費は、国民からの受信料である。例年、出場者の顔ぶれをめぐっては疑問も多いが、白組出場者の中で6組もジャニーズが独占したら、これは明らかに視聴者無視と批判されても仕方ない。それこそNHKはジャニーズに魂を売ってしまったことになる。常識的な視聴者なら「ジャニーズのために受信料を支払っているわけではない」と怒りたくもなるだろう。
「今年の『紅白』は、ジャニーズのための『紅白』。いくら嵐が人気で、SMAPもファンが多いと言っても、国民全員がジャニーズを支持しているわけじゃない。正直言ってジャニーズを起用しても視聴率に大きく反映しないとも言われます。昨年同様40%前後を取れれば成功じゃないかな。ただ、NHKにとっては自爆行為になりかねませんね」と放送関係者はNHKに警鐘を鳴らした。
(2010年11月9日付)

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