独断と偏見で選んだ有名人「酒乱」番付

　飲み屋で顔をボコボコにされた市川海老蔵。連日、酒癖の悪さを暴露されて今や、被害者が一転して加害者だ。

　しかし、考えてみると有名人には“海老蔵タイプ”が少なくない。そこで独断と偏見で「酒癖の悪さ」ランキングを作成した。芸能評論家の肥留間正明氏が言う。

「昔は横山やすしや勝新太郎みたいなムチャな飲み方をする芸能人が多かったけど、いまはマスコミがうるさいからか、みんな紳士的です。そんな中で海老蔵はダントツの酒癖の悪さ。彼をおいて１位はありえません。２位のＸ　ＪＡＰＡＮのＹＯＳＨＩＫＩはかつて、酔うと店内の家具やグラスを壊し、一晩に５０万円の損害を与えたと暴露本に書かれました」

　和田アキ子は酔うと「オレだ。和田だ」と若手芸人を電話で呼びつけるなど数多くの武勇伝がある。布施博は９８年に劇団の女性メンバーに大ケガを負わせて裁判に。妻の古村比呂に愛想を尽かされて離婚した。

　元プロ野球選手の伊良部秀輝は０７年に大阪のバーで店長を暴行し現行犯逮捕された。最近はおとなしいが、柳葉敏郎も豪快な酒で有名。原宿のバーで同業の芸能人とやり合うのをたびたび目撃されている。

「温水洋一は暴力は振るわないけど、酔うと目がすわり、“おらっ！”と怒鳴る。あの顔が豹変するので初めて見た人はビックリです」（テレビ関係者）

　今年、青田典子と再婚した玉置浩二は泥酔状態でステージにあがり、客と口論する騒ぎを起こしている。お笑いコンビ「メッセンジャー」の黒田有は昨年１２月、大阪市のガールズバーで店長を殴って逮捕された。

　番外は山本モナ。飲むと性欲が高まるようで、野球選手の二岡智宏とラブホにしけこむところを写真誌に撮られた。

　モナは酒飲みの優等生――。

【酒癖の悪さランキング】

１．市川海老蔵

２．ＹＯＳＨＩＫＩ

３．和田アキ子

４．布施博

５．伊良部秀輝

６．柳葉敏郎

７．玉置浩二

８．黒田有

９．温水洋一

（日刊ゲンダイ2010年12月4日掲載）