【福岡】博多湾死体遺棄、県警が「報奨金制度」申請

12/07 14:36 更新

今年3月、福岡市博多区の女性会社員の切断遺体が博多湾で見つかった事件で、福岡県警が有力な情報の提供者に懸賞金を支払う「特別捜査報奨金制度」の指定を警察庁に申請したことがわかりました。この事件は、福岡市博多区の会社員、諸賀礼子さん(当時32歳)が、3月5日に勤務先を退社した後に行方不明となり、その後、博多湾から切断された遺体が発見されたものです。福岡県警によりますと、これまで延べ7000人の捜査員を投入し、関係者およそ3500人から話を聴いてきましたが、発生からおよそ9カ月が経過した今も、容疑者の逮捕に至っていません。このため福岡県警は、有力な情報の提供者に懸賞金を支払う「特別捜査報奨金制度」の指定を先月警察庁に申請したということです。懸賞金は最高300万円で、今月中にも認定される見通しだということです。