12/07 19:13 更新
犯人が捕まらないまま9カ月が過ぎました。博多区の女性会社員が切断された遺体で見つかった事件で、福岡県警が情報提供を呼びかけるため、警察庁に懸賞金の申請をしました。この事件は、会社員の諸賀礼子さん(当時32歳)が、3月5日に勤務先を退社した後に行方不明となり、その後、博多湾などから切断された遺体が見つかったものです。福岡県警によりますと、これまで関係者およそ3500人から話を聞いてきましたが、事件からおよそ9カ月が経過した今も容疑者の逮捕に至っていません。このため福岡県警は、有力な情報を提供した人に懸賞金を支払う「特別捜査報奨金制度」の指定を警察庁に申請しました。懸賞金は最高300万円です。県警が報奨金制度を利用するのは初めてで、「寄せられた情報は徹底的に裏付け捜査を行う」としています。