日韓会談文書・全面公開を求める会主催
シンポジウム
日韓会談文書公開訴訟と運動から
得たもの生まれたもの
日 時 ・・ 2010年12月23日(木・祝)2時~5時
場 所 ・・ 東京しごとセンター 5階セミナー室
(JR
シンポジスト
行政透明化検討チーム委員としての雑感(仮題)
中島昭夫氏(元・朝日新聞記者)
市民が使う情報公開法―開かれた政府をめざして
三木由希子氏(特定非営利活動法人情報公開クリアリングハウス理事)
日韓会談文書公開運動から得たもの
吉澤文寿氏(当会・共同代表)
日韓会談文書公開訴訟から得たもの
張 界満弁護士(当訴訟・弁護士)
大韓弁護士協会と日本弁護士連合会 合同で何ができるか
崔 鳳泰弁護士(当訴訟・原告)
(大韓弁護士協会日帝被害者人権小委員会委員長)
司会 太田 修氏(当会・共同代表)
日本の情報公開法は先進諸国では一番遅く2001年に施行されました。
今回のシンポジウムは、日韓会談文書公開関係者ばかりでなく、より幅広い人たちに関心を持っていただくため、
情報公開法の制定に関わり、
~これでいいのか 情報公開法 霞ヶ関に風穴は開いたか~の著者でもある中島昭夫氏と長年に亘り市民生活の中で情報公開を求め、
日本における情報公開の第一人者である三木由希子氏の協力を得て開催することになりました。
日韓会談文書の公開によって日韓会談の事実を解明し、
日本の植民地支配による被害者への謝罪と補償を実現するために始まったこの運動と訴訟は、
今、私たちに「日本の民主主義と国民主権とは何か」を問いかけています。
シンポジウムが、この問いかけについても、みなさんと共に考え合う機会になれば、と願っています。
日韓弁護士会共同シンポジウム
戦争と植民地支配下における被害者の救済に向けて
~韓国併合100年を機に過去・現在・未来を考える~
日時:2010年12月11日(土)午前10時~午後4時(午前9時30分開場)
場所:東京国際交流館「プラザ平成」3階 国際交流会議場
東京都区江東区青梅2-2-1
新交通ゆりかもめ(新橋駅~豊洲駅)「船の科学館」東口より徒歩約3分
りんかい線(新木場駅~大崎駅)「東京テレポート」B出口より徒歩約15分
(会場地図)
http://www.tiec.jasso.go.jp/info/map.html
参加費 無料
当日は同時通訳がつきます。
内容:
第1部 基調報告
日本弁護士連合会
大韓弁護士協会
第2部 パネルディスカッション
日本側弁護士・韓国側弁護士・政治家・学者
【テーマ1 日本軍「慰安婦」問題について】
【テーマ2 強制連行・強制労働問題について】
【テーマ3 その他の未解決な課題について】
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<なあがらフォーラム> 「過去事清算」の現状とわたしたちの課題 -日本の朝鮮植民地支配は何をもたらしたか- 2010年、私たちは「韓国強制併合」から100年を迎えた。2011年、これから私たちは過去、 そして現在とどのように向き合っていくのか。 このフォーラムでは、日本の植民地支配による被害の「実態」を明らかにし、 「解放」後へと継続する暴力を批判的に捉え、 韓国と日本において「過去事清算」がどのように行なわれてきたのかを見直してみたい。 その上で、そもそも「過去事清算」とは何か、 その歴史と現状、そして課題について参加者一同で考える場にしたい。 この目的を達成するために、私たち「なあがら」は、 金鎭英氏、金優綺氏、金賢泰氏、千地健太氏に報告を依頼した。 金鎭英報告では、韓国の国家記録院で所蔵されている 「日帝強制連行者名簿」の背景と現況を確認したうえで、 名簿に記載された江華郡出身者を中心に朝鮮人戦時動員の実態を捉えなおす。 金優綺報告では、近年、在日朝鮮人――特には朝鮮籍保持者や朝鮮総聨、 朝鮮学校に集中しているあからさまな差別の問題を切り口としながら、 「継続する植民地主義」いう視点で歴史と現状を批判的に検証する。 金賢泰報告では、韓国における「過去清算」が 「解放」直後から民主化運動を経て行なわれてきたこと、 そしてその成果と課題を明らかにし、「清算」とは何か、 問い直す。 千地健太報告では、日本政府による「戦後補償」を歴史的に検討し、 その問題点を明らかする。その上で、植民地主義を克服するためには何が必要なのか、 道筋を提示する。 四氏の報告を受けて、総合討論をおこなう。 活発な議論が交わされることを期待したい。 なお、本フォーラムは、「韓国強制併合」100年にあたっての 「日韓市民共同宣言大会」の一部として開かれた 「真実と未来のための日韓青年学生フォーラム」(2010年8月28日、 ソウル・成均館大学)の取り組みを継承・発展させようとするものである。 韓国での青年・学生フォーラムを主催した韓国のフォーラム委員会のメンバーも 本フォーラムに参加される予定である。 ◎日時:2011年2月12日(土) 13:00-18:00 ◎場所:東京大学駒場キャンパス 18号館1階ホール (京王井の頭線駒場東大前駅) http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam02_01_17_j.html ◎資料代:500円 ◎プログラム Ⅰ 報告 ・金鎭英氏(韓国・慶熙大学史学科博士課程、民族問題研究所研究員) 「日帝末期強制動員の類型と実態-仁川市江華郡の事例を中心に」 ・金優綺氏(在日本朝鮮人人権協会) 「継続する植民地主義と在日朝鮮人――差別の現状と課題を考える」 ・金賢泰氏(韓国・「フォーラム真実と正義」事務局長) 「韓国における過去清算の成果と課題」 ・千地健太氏(一橋大学大学院博士課程) 「日本における戦後補償の現状と課題」 Ⅱ 総合討論 ※このフォーラムは、生活協同組合パルシステム東京・市民活動助成基金の助成を受 けています。 ◎青年・学生実行委員会<なあがら>とは? <なあがら>は、「韓国強制併合」100年にあたる2010年、 植民地主義の克服を目指して結成された「青年・学生」を中心とした団体です。 私たちは、2010年8月に植民地主義の清算を目指しておこなわれた 日韓市民共同宣言大会に参加しました。また、 「植民地主義は現在を生きる私自身の問題である」というタイトルの 「青年・学生宣言」を作成し、 それを日本社会において広める活動をおこないました。 「青年・学生宣言」は、「植民地主義や民族差別の根強い社会を構成し、 存続させているのは現在の私たちにほかならない」、 「いま、私たちが植民地主義に対して『NO!』を突きつけなければ 、植民地主義は再生産されつづけていく」という認識に立って、 植民地主義の克服のために行動することを宣言したものです。 本フォーラムも「宣言」に基づいておこなうものです。 ◎カンパのお願い フォーラムの実施にあたって、韓国から、報告者、討論者、 そして青年・学生フォーラム委員会の委員を招きたいと考えています。 そのためにはたくさんの費用が必要です。 そこで、みなさんから是非カンパでの協力をお願いしたいと思います。 私たち「なあがら」では、「なあがらフォーラム」を含む以下の活動のために、 今年度約100万円の予算を立てています。 (1)日韓市民共同宣言大会に向けての韓国での事前会議への参加 (2)8月の韓国での市民宣言大会への参加、青年学生フォーラム開催 (3)韓国人遺族の証言集会(10月10日於一橋大学)の開催 (4)2月の「なあがらフォーラム」(韓国からの学生の招請)の開催 私たちは2010年度、生活協同組合パルシステム東京・市民活動助成基金を受けており、 これによって予算の半分をまかなうことができます。 残りの半分の資金を、なあがらやフォーラムの趣旨について賛同、 応援してくださる方々からのカンパでまかないたいと考えています。 「なあがらフォーラム」を実施する上で、 ぜひともみなさんからのカンパが必要です。 ご協力をよろしくお願いいたします。 <振り込み先> カンパ:一口1000円(何口でもOK) 加入者名:青年・学生実行委員会<なあがら> 郵便振替口座:00100-5-433308 ゆうちょ銀行:〇一九(ゼロイチキユウ)店(019)当座 0433308 ◎お問い合わせはこちら 青年・学生実行委員会<なあがら> http://naagara.web.fc2.com/ naagara2010@gmail.com