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企画詳細◇セミナー/シンポジウム
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南京大虐殺証言集会
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機銃掃射を受けた幸存者の証言 証言 郭秀蘭さん(中華門そばの防空壕への機銃掃射の中から生きのびた幸存者 ) 2010 年12 月7 日(火)18:30〜 プログラム 1、南京大虐殺とは何だったのか(解説) 2、郭秀蘭さん(中華門そばの防空壕への機銃掃射の中から生きのびた幸存者の話 3、2010 年8 月−第25 次「銘心会南京」友好訪中団 学生報告 参加無料 ひと・まち交流館 第4会議室(3F) 主催 第25 次「銘心会南京」友好訪中団学生有志 連絡先 070-6452-6120 後援 南京大虐殺60 ヵ年大阪実行委員会 京都大学ピース・ナビ 2010 年夏、私たち学生有志は、第25 回「銘心会南京」友好訪中団に参加し、上海・南京を訪問しました。動機はそれぞれ違いますが、自分の目で南京大虐殺の事実を確かめようとして参加した人間ばかりです。現地では日本軍の侵略による傷を負った方々の話を聞き、当時の面影を残す土地を歩きました。つい昨日起こったことのように鮮明に語られる記憶に、一言では表せない衝撃を受けて帰ってきました。 今回、訪中団の主催団体の方から幸存者(南京大虐殺の中から生き残った人を中国ではこのように呼びます)の方をお招きして日本全国で証言集会をすると聞き、私たち学生もその一部を構成させてもらうことになりました。お呼びする幸存者の郭秀蘭さんは幼いころに南京陥落を体験し、避難していた防空壕の中から奇跡的に生き延びた方です。しかし南京陥落に際して、本当に多くの方が殺され、あるいは強かんされ、また家族や財産を奪われて、悲哀と怨恨を身に心に刻まれました。戦後、日本人に会わずに過ごしてきた被害者も多く、その人たちの日本人イメージは「日本鬼子」、つまり残虐で情けを知らない民族像のままです。そしてそのイメージは、世代や地域を超えて多くの中国人に共有されています。 最近領土問題きっかけに反日感情が高まったのもこのためです。原因となった南京大虐殺の全体像を、南京60 ヵ年大阪実行委員会の松岡環さんに解説していただきます。また、主催者による今夏の訪中報告も行います。「銘心会南京」は毎年8 月15 日に現地で南京大虐殺犠牲者への追悼集会を行い、その前後1 週間で幸存者からの聞き取りやフィールドワークを企画しています。旅行には学生枠が設けられており、格安の費用でこの企画に参加することが出来ます。私たちもこれを利用しました。2010 年の具体的な旅行日程と感想を紹介できれば、と考えています。真の友好は事実を知ることから始まります。都合が悪くとも歴史から目を背けては、未来までも見えなくなってしまいます。企画への参加を歓迎します。
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