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●振動と騒音 (12/08 18:58)
 新幹線の沿線住民が振動と騒音に悩まされている。住まいの真下を新幹線が通過する青森市の住民が9月ごろから振動と騒音を訴え、開業してさらにひどくなったと対策を求めている。
 東北新幹線の松森トンネルが真下を通る青森市合子沢地区。ここの住民たちが新幹線の振動と騒音に悩まされている。
 住まいの真下を新幹線が走る和田光政さんの家では、訓練運転が行われた9月ごろから弱い地震のような揺れに悩まされてきた。
 新幹線が通過するたびに引き戸がカタカタ鳴る程度の揺れが起きていたが、開業してからは1日に30回以上揺れを感じるようになり、身構えてしまうという。
 合子沢地区では15世帯ほどの住民が同じ苦情を訴え、生活への負担を解消する対策を求めている。



●県は「しっかり対応」 (12/08 18:56)
 問題となっているのは新青森駅を出発してから2つ目のトンネル、松森トンネル。流通団地の東側・合子沢地区を通る長さ78メートルのトンネルで、ほぼ真上に住宅が並んでいる。住民たちがきょう対策を要請したところ、県は鉄道運輸機構に働きかけ、すばやく対応する意向を示した。
 要請したのは合子沢地区新幹線対策住民の会で、山口会長が県土整備部の竹内部長に要請書を手渡した。
 住民の会は法律で対策が必要とされる70デシベル以上の騒音が測定されたとして、振動を遮断する対策やトンネルを管理する鉄道運輸機構との協議の場を求めた。
 竹内部長は「しっかり対応したい」と述べ、鉄道運輸機構に働きかける意向を示した。
 鉄道運輸機構は今月16日に現地説明会を開き、住民と話し合う。



●防雪柵に衝突 死亡 (12/08 18:54)
 交通死亡事故。きょう未明、五所川原市で軽トラックが道路沿いの防雪柵に衝突し、運転していた男性が亡くなった。
 事故があったのは五所川原市姥萢の国道339号。
 きょう午前0時過ぎ、軽トラックが対向車線にはみ出し、道路右側の防雪柵に衝突した。
 この事故で軽トラックを運転していた板柳町三千石の会社役員・齊藤幸治さん52歳が全身を強く打ち病院に運ばれたが、午前9時半すぎに死亡した。
 軽トラックは緩い左カーブを曲がりきったあとに防雪柵にぶつかっていった形で、五所川原警察署はハンドル操作を誤ったものと見て調べている。
 交通事故の犠牲者は県内でことし63人となり、去年1年間の50人を13人上回っている。



●ナベヅルが津軽に (12/08 18:52)
 津軽半島の田んぼにツルがやって来た。ナベヅルというツルで、強い西風に流されて辿り着いたのではないかと見られている。
 ナベヅルは羽を広げると1b50センチくらいの小型のツル。
 羽の色は黒と灰色を混ぜたような色をしており、鍋についたススのように見えることから名前がついた。
 大人になると頭のてっぺんが赤くなるが、このナベヅルはまだ赤くなく、若鳥と見られている。
 蓬田村の田んぼにいるのを通りかかった人が見つけた。
 ナベヅルは田んぼの中を歩きながら、穂や落穂や土の中にいる虫を探してついばんでいた。
 また時折、空を飛んでは別の田んぼに移動していた。
 ナベヅルは冬になると中国東北部のアムール川沿いから鹿児島県の出水平野に渡ってくるが、日本野鳥の会の人は強い季節風に流されて津軽半島にたどり着いたのではないかと話している。



●ナガイモ掘り 体験 (12/08 18:50)
 新幹線を利用したツアーで首都圏の消費者が県内を訪れ、ナガイモ掘りなどの農作業を体験した。
 きょう七戸十和田駅に着いたのは東京都内の主婦たち10人。JA全農あおもりの『青森まるごと体感ツアー』に参加した。
 ツアーに参加したのは品川にあるアンテナショップ「JA産直あおもり」の利用客。
 一行は十和田市大沢田の仁和勝千代さんの畑を訪れ、ナガイモの収穫を体験した。
 農協職員の手助けを借りて、土の中からナガイモを引っ張りあげ収穫した。
 なかには3キロ近い大きなナガイモが採れた女性もいて、歓声をあげていた。
 ツアーは2泊3日の日程で、五所川原市の立佞武多の館や鯵ヶ沢町の牧場、それに弘前市のりんご施設なども訪ねる。

 宮城県大崎市の市長が青森市役所を訪れ、新幹線の開業をきっかけにした観光の広域連携を提案した。
 青森市役所を訪れたのは大崎市の伊藤康志市長たち。
 特産の鳴子こけしを鹿内市長に手渡し、「新幹線で東北の縦軸がつながったことを機会に観光の広域連携を進めましょう」と提案した。
 鹿内市長は「一緒になってやっていきたい」と応じていた。
 鳴子温泉などで知られる大崎市は、観光バスや列車を見かけたら手を振るおもてなしを市民に呼びかけ、注目を集めた。
 大崎市の一行は新青森駅を訪れ、新幹線の利用客に東北観光の魅力や連携の必要性をアピールしていた。



●貴重な絵図面を公開 (12/08 11:54)
 江戸時代から明治にかけて描かれた上北地域などの絵図面が七戸町で公開されている。
 古い絵図面は、新幹線開業を記念して七戸町が役場の七戸庁舎で15点を公開している。
 絵図面は名誉町民で県文化財保護協会会長の盛田稔さんが祖父の代から3代に渡って収集した史料の一部。
 「上北郡全図」は縦3メートル、横2メートルの大きな絵図。
 1800メートルを10センチに縮尺した1万8000分の1の地図。
 「七戸村市街図」は古い酒蔵や商家などの街並みがよく分かる。
 この絵図面展は今月10日まで七戸町役場で開かれている。



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