県警が「報奨金」適用を申請
県警が「報奨金」適用を申請 12/07 12:03

福岡市の博多湾で、女性会社員の切断された遺体が相次いで見つかった事件で、福岡県警は情報提供者に報奨金を支払う制度の適用を警察庁に申請しました。

この事件は、今年3月から4月にかけて、福岡市の博多湾で、会社員の諸賀礼子さんの切断された遺体が、相次いで見つかったものです。

捜査に大きな進展がないまま、発生からおよそ9か月が経過し、福岡県警は先月、解決につながる情報を提供した人に報奨金を支払う、「捜査特別報奨金制度」の適用を警察庁に申請しました。

福岡県警としては初めての申請で、適用されれば、有力な情報を提供した人に300万円を上限に、国から報奨金が支払われます。

県警はこれまでに、交友関係を中心に3500人以上から事情聴取しましたが、制度を使って改めて情報提供を呼びかけたいとしています。