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Top > 特集記事 > 芸能・スポーツ > 2010.12.6
スクープインタビュー
デーブ大久保【前・西武二軍コーチ】「二軍で終わるヤツにはそれなりの理由がある」
取材・構成/赤坂英一
■「夜遊びしている場合か」 ■残念な子、菊池雄星
■気持ちの強さがないと ■素質やセンスだけじゃない
今年7月、菊池雄星への暴力行為があったとして突如、球団から解雇された。その後、裁判所で不当解雇として争っていたが、このほど決着。事件の顛末から指導論までを、騒動後初めて語った。

「夜遊びしている場合か」
「おまえね、ケガをしてんのに、門限破って出歩いてんじゃないよ。身体を治して、練習もちゃんとやってさ、そしたら好きなことをしてこいよ。で、門限の前に帰ってくりゃあいい。いまのまんまじゃダメだ」

 記録的な猛暑が続いていたこの夏、大久保博元は菊池雄星に何度も言い聞かせた。そういう自分は西武が日本一になった2008年のシーズンオフ、愛人関係にあった女性への傷害容疑で書類送検され、翌'09年に略式起訴されている。「おかげでチームに迷惑をかけたおれだから、おまえにも言うんだ」と、大久保は声を嗄らして繰り返した。

「結果を出してもいないうちから出歩くのはやめろ。うまいことやれとは、いまのおまえには言えない。ダメだ、そんなんじゃ」

 しかし、結局、菊池には通じなかった。彼は聞く耳を持っていなかったのだ。苦笑いを浮かべ、大久保はつぶやくように言った。

「疲れたっすよ。球団の中でも、裁判でも、ずっと戦ってきて、もうヘトヘトです」














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