外交公電の返還求め、断られる〜米政府
日本テレビ系(NNN) 12月8日(水)11時58分配信
アメリカ政府は7日、内部告発サイト「ウィキリークス」側に対し、文書を返すよう求めたことを明らかにした。クローリー国務次官補は会見で、性的暴行の疑いでイギリスの警察に逮捕されたウィキリークスの創設者、ジュリアン・アサンジ容疑者の弁護士に対して「盗まれた外交公電の返還を求めて断られた」ことを明らかにした。さらに、公電の公表によって身の危険を感じるとの申し出があれば、アメリカ政府が安全確保を支援する考えを示した。
アメリカの司法当局は「機密情報の公表は犯罪」として、引き続き捜査する方針。
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最終更新:12月8日(水)11時58分