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【芸能・社会】

三田佳子シャンソンツアー デビュー50周年新たな挑戦

2010年12月8日 紙面から

ピアフを表現する初ツアーを前に取材陣に歌声を披露する三田佳子=東京・六本木で(五十嵐文人撮影)

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 今年デビュー50周年を迎えた女優三田佳子(69)が、シャンソンと演劇を融合させたコンサートツアーを来年4月に行うことになり7日、東京・六本木のレストランで会見した。半世紀に及ぶ女優業の節目に新たな挑戦をする三田は、「命ある限り先に向かっていきたい」と熱っぽく語り、歌声も披露。長男で俳優の森宮隆(35)が来年3月にパパになることも明かした。

 次男で元俳優の高橋祐也さん(30)に9月に息子が誕生し、来春2人目の孫を抱く三田のツアーは、題して「スペシャル・コンサート 私の中のピアフ〜いいえ、私は後悔しない〜」。仏を代表するシャンソン歌手エディット・ピアフの「愛の讃歌」「水に流して」など13曲を歌い、演じ、語る構成で、あえてライブハウスで開く新感覚のステージだ。

 三田は、1960年に東映に入社し、最初から主役級で活躍、91年から4年連続で納税者番付でトップになるなど順風満帆だった一方で、祐也さんの3度の覚せい剤逮捕で危機にも陥った。ピアフの悲劇的な人生を重ね「いろんな人生をくぐってきた。生きる痛み、喜び、苦痛が少しずつ分かってきたので、50年をこえてピアフをやらせてもらう」と集大成を誓った。

 1964(昭和39)年にシングル「白い橋」や、76(昭和51)年にLP「女坂」などをリリースし、実は歌手業も精力的だった。初ツアーにも「ボイストレーニングはしてません。その方が私ならではのピアフになる」と長年培った表現力で勝負する意向だ。

 長男夫婦のベビーは、ツアー前に誕生予定で「孫2人は同学年になる。(森宮は)楽しみにしてる」と目尻を下げ、「(孫が成人する)90歳まで生きたい。生涯現役? そうですね」と“卒寿女優”宣言も飛び出した。

 ツアーは、4月5−7日、4月26・27日が東京・渋谷のSHIBUYA−AX、4月20日は名古屋のZepp Nagoyaなど4都市8公演。池田成志(48)が共演する。

 

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