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更新日:22年12月8日
担当:消費・安全局動物衛生課
本年4月20日に、宮崎県において口蹄疫の発生が確認されました。感染が疑われる牛や豚等の家畜の殺処分や埋却・消毒、感染拡大を抑えるためのワクチン接種等の防疫措置を実施した結果、7月27日には家畜の移動制限区域がすべて解除されました。
8月末までに農場に残っていた家畜の排泄物の処理を終え、9月に移動制限解除後の清浄性確認検査を実施した結果、すべて陰性であることを確認しました。口蹄疫清浄国へ復帰し、食肉等の輸出の再開を進めるため、10月6日付けでOIE(国際獣疫事務局)に申請を行いました。
口蹄疫により影響を受けた畜産農家の方には、様々な経済的支援を実施しており、現在、順次、口蹄疫の防疫対応のために家畜を処分した農場への家畜の再導入が行われています。
また、11月24日には、口蹄疫対策検証委員会の報告書が取りまとめられ、今後、農林水産省としては、報告書の内容を踏まえて、来年の通常国会に家畜伝染病予防法の改正案を提出するなど、防疫対応の強化につなげていく考えです。
なお、韓国では、本年1月に口蹄疫が発生し、6月にはいったん終息したものの、11月に再発が確認されました。アジア周辺諸国では、依然として口蹄疫が発生していることから、畜産農家の皆様方におかれましては、引き続き、飼養衛生管理の徹底や早期摘発のための監視の強化に万全を期していただくようお願いいたします。
| 世界における口蹄疫の発生状況(平成22年11月29日)(PDF:192KB) | 中国、香港、台湾、韓国、モンゴル、ロシアにおける口蹄疫の発生状況(平成22年12月7日)(PDF:379KB) |
韓国からの豚肉等の輸入手続きの保留について(平成22年1月7日)
台湾における口蹄疫の発生について(平成21年2月19日)
経済的支援に関するパンフレット(PDF:1,063KB)(口蹄疫発生に伴う支援措置(平成22年7月16日時点))
消費・安全局動物衛生課
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