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2010-07-05 01:18:28

私は救世主になりたくてなったわけではない

テーマ:アセンション

 メシアというニックネームでブログをはじめてからこれまでの間、私は次のような言葉を浴びせられたことがある。

 

 
 『自分が本当に救世主メシアだとお思いですか?』

 
 『メシアというニックネームを変更するか、その名にふさわしい聖人になってください』

 
 『本当のメシアは自分がメシアであることを隠すものです』

 

 
 これらの発言からとあるひとつの事実を察することができる。それは彼らの中に≪メシア=カッコいいヒーロー≫という図式があるということだ。

 

 
 まだメシアというニックネームでブログをはじめる前から、私は多くの人々の前で救世主を名乗り続けていた。私の母は某宗教団体に所属しているのだが、そんな母の友人が救世主を名乗る私を執拗に宗教活動に勧誘をくり返したものだった。つまり“カッコいいヒーロー”である救世主などというものを生意気に自負する私に嫉妬に駆られていたというわけなのである。

 

 
 彼らの気持ちはよくわかる。救世主━━たしかにメチャクチャカッコイイ。混迷をくり返す世界を変えるべく活動を起こしている世界中の無数の人々が救世主に憧れ、救世主として世界中からの崇拝と羨望を集めたいという感情に支配されていることなのだろう。そして自分以外の救世主を名乗る生意気な人間に嫉妬や嫌悪を感じるのだ。

 

 
 そんな彼らの誤解をとくためにいわせてもらうが、私は救世主というものになりたくてなったわけではない。

 

 
 まず、軽く私の父と姉について。

 

 
 私の父は暴れたりはしないものの酒に狂った人間で、給料の大半を酒につぎこむために我が家の家計は常に火の車であった。

 

 
 姉は傲慢、残虐といった言葉を形にしたような人間で、幼い頃から姉の毒々しい言動にどれだけ傷つけられてきたか数知れない。

 

 
 そんなある日のことだ。小学生の頃のことである。当時、TBSで関口宏司会の『クイズ100人に聞きました』という番組が放送されていた。それはとある質問に100人の人に街頭アンケートで答えてもらい、出演者たちが2チームに分かれて上位の答えを当て合うという番組なのである。

 

 
 その中で『現在、世界平和に最も貢献していると思う人は?』というアンケートをとったらしく、1位が当時のソ連の大統領ゴルバチョフで、2位が当時のアメリカの大統領ブッシュであった。それを見ていた当時小学生の私は素直にこう思った。

 

 
 『ゴルバチョフやブッシュといった人たちが世界平和に貢献しているのか。それじゃあ、きっと彼らが来年あたりにでもお父さんの酒乱をなおしてくれて、お姉ちゃんのいやな性格もなおしてくれて、学校からもいやな奴を全部いなくしてくれるんだろうなぁ』
と。

 

 
 しかし、である。それから1年たっても2年たっても、4年たっても5年たっても父の酒乱も姉の傲岸な性格もなにもなおらず、学校からいやな奴がいなくならないどころか、私は中学時代にすさまじい罵詈雑言の嵐を喰らってしまったほどなのだ。つまり世界平和に最も貢献していると評価されていたゴルバチョフもブッシュも、日本という国のたったのひとりの少年の生活の平和に微塵も貢献ができていなかったというわけなのである。

 

 
 それから独自に勉強を重ね、世界中で戦争、紛争、犯罪が絶え間なく莫大に
起こり続けていることを知った。なにせ戦争のせの字もない日本で生まれ育った身である。まだ子供だった私には世界中で戦争や紛争が起こり続け、毎日のように無数の死者が出続けているなどという現実は想像すらできない次元のものであった。

 

 
 ちなみに1日に日本だけで自殺者が100人以上出続けていることを知ったのは、それからかなりたってからのことだった。

 

 
 戦争、犯罪、虐待、貧困、いじめ、自殺……この世界にはありとあらゆる苦しみが無限に存在し、戦争も貧困もない日本という国で自分がのほほんと暮らしている現在もなお、世界中で星の数ほどの人々が生き地獄に阿鼻叫喚をあげ続けている。この現実に直面した私は、ようやく政治家という肩書の人たちの無力さを理解した。

 

 
 世界平和に貢献しているとされるゴルバチョフもブッシュも、はっきりいって世界のどこの国も、世界の誰ひとりとしてまったく救えていない。政治家のトップに君臨するゴルバチョフとブッシュでさえ無力なのだから、どこのどれほどの政治家も世界平和のためになんの力も発揮することはできないのだろう。

 

 
 ここからである。ならば自分こそが救世主として立ち上がろうと決意したのは。

 

 
 それから年月をへるにつれ幾多の新世界観を発見し、様々な本を読んでいくうちに過去の多くの偉人たちが救世主の出現を予言していることを知った。その中でも最も興味を引き付けられたのがお釈迦様の予言で、弥勒菩薩という救世主があらわれるという言葉を残しているのだ。それがどうやら自分のことらしいことを理解した━━私が救世主メシアを名乗るようになった経緯はざっとこのようなものなのである。救世主メシアになりたくてなったわけではまったくないのだ。

 

 
 ゴルバチョフやブッシュが完璧に平和な理想世界を到来させてくれるのなら、ゴルバチョフとブッシュのことを救世主としてあがめていたことだろう。が、しかし、ゴルバチョフもブッシュも、世界のどの政治家も世界のどの宗教家も、地獄のような世界をひとつも変えてはくれない。救世主と呼べる人は世界のどこにもひとりもいない。そんな世界を変えるべく孤独に立ち上がり、徐々にメシアに覚醒していったというだけのことなのだ。私は自己顕示でメシアを名乗っているわけではけっしてないのである。

 

 
 『いいたいことはよくわかった。で、あなたがメシアという証拠はなんなの?』という声がきこえてきそうだが、詳しいことは以前からいい続けてきたようにグルっぽの中で説明します。

 

 

 

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