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2010年12月7日(火) 19:30 |
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連続放火及び窃盗事件で実刑判決
2004年から2005年にかけて岡山市で発生した連続放火及び窃盗事件で罪に問われている男の裁判で、岡山地裁は懲役28年の実刑判決を言い渡しました。
判決を受けたのは、住所不定無職の古川和雄被告です。 判決文などによりますと、古川被告は2005年8月に岡山市北区西古松のコーポの部屋に侵入し腕時計を盗んだ後、部屋を放火するなど2004年から2005年にかけて侵入した岡山市内の住居20軒で窃盗、または窃盗未遂に及びそのうち10軒を放火した罪に問われています。 7日の判決で、岡山地裁の田尻克已裁判長は「放火については証拠隠滅などの目的で及んでおり、動機に酌量の余地は全く無い」などとして、求刑の懲役30年に対し懲役28年の実刑判決を言い渡しました。 古川被告の裁判は、2005年の12月7日に始まりましたが、扱う事件の数が多く証人が40以上となったため初公判から判決まで丸5年かかりました。
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