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2010年12月7日(火) 19:30 |
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瀬戸内海で養殖ノリの収穫が最盛期
日増しに寒さが増していくこの時期、岡山市沖の瀬戸内海では養殖ノリの収穫が最盛期を迎えています。 ここ数年天候の不順などで色付きが心配されてきた岡山県産のノリ、果たして今年の出来は?
午前6時すぎ、岡山市の九蟠漁港です。 ようやくあたりが白み始めた頃、ノリの収獲船が出港です。 井上稔さんは養殖を始めて20年。 今年は1週間前から収獲を始め今が最盛期です。 ノリの浮かし網漁です。 持ち上げた網の下を船がくぐり、網に付いたノリを収穫します。 井上さんがノリの色づきを確認します。 今年は秋口の降水量が多くノリの色付きに必要な栄養塩が海水に多く含まれていたため黒色が良く出たということです。 しかし、収獲は3月まで続き、今後の天候が気がかりだといいます。 井上さんの父親正三郎さんに出荷前のノリを見せてもらいました。 今年の一番ノリです。 ノリは近年、消費低迷などから単価が下がっているということで、生産者は今年の色づきのよさに期待をかけています。 ノリの価格を決める今年最初の入札会は12月15日に行われます。
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