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【海老蔵に聞く】（２）人間国宝では…
−−介抱したとのことだが、頭から水をかけたり髪を引っ張るということはなかったか
「ありません」
−−言葉での挑発は
「ありません」
−−暴行したメンバーは海老蔵と過去に飲んだことあると言っていたが
「ああ、そうですか」
−−記憶は
「初めてと記憶しています」
−−暴行した男以外の人も初めて飲んだ
「初めてだと思います」
−−酒席で、タレントと同席していたのか
「いらっしゃったと思いますが、ここでは申し上げられません」
−−警視庁の調べに暴走族のリーダーを介抱したと答えたのに、先ほど面識がないと答えたが
「面識はなく、そのときに紹介を受けただけ」
−−自分のことを完全な被害者だと思うか
「そうだと思います」
−−被害者ならばなぜ謝罪会見をしたのか
「顔見せ興行が自分の不徳の致すことにより、穴を開けてファンや関係者、世の中にお騒がせしたことを謝罪をさせていただきたいと思いました」
−−酒癖が悪く、酔って「おれは人間国宝」と言ったり、野球選手や芸人にからんだという報道もあるが
「まず私は人間国宝ではございません。そのようなことをしゃべることはありません」
−−入院中の屋上で読んでいた本は
「色んな本を読んでいて記憶にございませんが、精神的なことが書いてある本だと思います」
−−水面下で示談が進んでいるとの話もあるが
「捜査中で答えられません」
−−携帯電話がなくなったとの報道は事実か
（海老蔵に代わり、深澤直之弁護士が）「警察が保管して解析中です」
−−無期限の謹慎生活になるが、どのような生活を送るのか
「（謹慎の）事実を承ったばかりなので、どうするか計画はまだございません」
−−暴走族のリーダーが怖いという話だったが、それではなぜ介抱したのか
「怖かったので、逃げることはしませんでした。とにかく失礼のないようとに思っていました。（相手が）酔っぱらっていたので、できることをしようと思い、介抱しました」
−−飲んでいて、相手の癇（かん）に触れるような発言はしていない
「私自身はした覚えはありません」
−−今回の件で夫婦の絆（きずな）は深まった
「妻は温かく看病してくれます。絆は深まっていると思います」
−−介抱した男性に、あなた自身が飲ませすぎたことはないか
「確かにご一緒に飲ませてもらったが、最初から（相手は）酔っぱらった状況でした」
−−リーダー格の男性は全治４週間の唇の裂傷とされているが殴っていないのか
「はい」
−−はずみでも
「起こり得た可能性はあると思いますが、そのような記憶はございません。手を出す余裕はありませんでした」
−−隠していることはないのか
「言えないことはございませんが、捜査中で言ってはいけないといわれていることがあることは理解していただきたい」
−−事件後、自宅にまっすぐ帰ったのはなぜ
「家に帰らなくては。妻の元に戻らなくては。その一心で戻りました」