「全日本」(7日、仙台サンプラザ)
1977年のオープンタッグ選手権から34回目を数えるマット界の初冬の風物詩・世界最強タッグ決定リーグ戦は、ブードゥー・マーダーズのKONO(30)、KENSO(36)組が優勝決定戦で諏訪魔(34)、浜亮太(31)組を破って初優勝。ブードゥーのドン・TARU(年齢不詳)は世界タッグ王者の曙(41)、太陽ケア(35)組を呼びつけ、王座挑戦を要求した。
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ブードゥーへと転じてキャリア初のタイトルを手にしたKONOは「去年は諏訪魔がパートナーで準優勝。パートナーが変わったら優勝できたよ」と、5年連続準優勝の珍記録に終わったかつての同志・諏訪魔を冷笑。「ブードゥーになって結果が形で表れた」と認めるように、ブードゥーあっての優勝だった。
優勝戦進出チーム決定戦で船木誠勝、鈴木みのる組を葬った諏訪魔のラストライドから浜のフライングソーセージの連係にKONOが捕まったが直前、KENSOの豪快なカットに和田京平レフェリーが巻き込まれて戦線離脱。ブードゥーを率いて乱入したTARUが浜の脳天をパイプイスで打ち抜き、息を吹き返したKONOはランニングニーからジャイアントニードロップにつないで浜に引導を渡した。
当然、場内に祝福ムードは皆無で、大「帰れ」コールを浴びたブードゥーだが、TARUは「なんや、帰れとは!!つまんないヤツは2度と来るな!!わざわざ東京まで見に来んでも、チャンピオン見られたんやからありがたく思え!!」と開き直った。曙とケアを呼びつけると「全日本、世界タッグのチャンピオンシップ用意しとけよ!!」と、高飛車に要求した。
KONOも「次はこれをステップに次のベルトに」と同調。単身、悪の道を選んだKONOが諏訪魔、浜らかつての同志をゴボウ抜きにかかる。