会見する市川海老蔵=都内のホテル(撮影・田村亮介)
都内の飲食店で顔を殴られて大けがを負った歌舞伎俳優の市川海老蔵(33)が7日、都内ホテルで松竹の迫本淳一社長らと記者会見した。
◇ ◇
(冒頭、迫本社長の会見に続いて海老蔵が会見。降壇して深々と頭を下げて)
「市川海老蔵でございます」
(頭を下げる)
「はじめにいつも支え、応援してくださっているみなさまに、歌舞伎を愛してくださっているみなさまに、そして各関係者のみなさまに、たいへんご迷惑とご心配をおかけしました。誠に申し訳ありませんでした。深く反省しております」
(頭を下げる)
「このたび世の中の方々をお騒がせしてしまいまして深くお詫びを申し上げます」
(頭を下げる)
「そのお詫びの気持ちをお伝えしたく、そのような立場ではございませんが、会見の場を設けさせていただきました。記者発表をキャンセルしていたにも関わらず、私がこのたびとりました行動は社会人として節度を欠いていたということは十分承知しています。それによって、舞台に穴をあけるという舞台の上に立つ者としてこの上のないご迷惑をおかけしたことをたいへん反省しております」
(頭を下げる)
「このたびのことは日ごろの自分のおごりが招いたことだと思います。日本伝統文化歌舞伎を愛するみなさま、また歌舞伎関係各位のみなさま、そしてご後援くださってくださるみなさま、本当に申し訳ございませんでした」
(長々と頭を下げ続け、約4分で終了。以後、質疑応答に移る)
(2010年12月7日)
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