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【芸能・社会】

市川海老蔵さん会見詳報 

2010年12月8日 00時05分

 市川海老蔵さんの記者会見の主なやりとりは次の通り。

   ×   ×   

 ―無期限の公演への出演見合わせについて。

 やはり、歌舞伎というものに対する私の浅はかな行動に対して、当然(の処分)だと思います。

 ―歌舞伎をやめる気持ちは。

 今のところ、そのような質問に明確に答えるような状態ではございません。

 ―両親、妻に対して。

 言葉では言い表せませんが、親不孝をしたと感じています。妻にも、うまく表現できませんが、ただただ申し訳なく、どのように謝っても謝りきれない思いです。

 ―謹慎期間には。

 人としてあるべき姿、きちんと生きるということを考え、過ごす時間に当てたいと思います。

 ―事件について話してほしい。

 お酒をたしなんでいたので、酩酊状態でしたが、覚えている範囲であれば、お答えさせていただきたいと思います。

 ―自分から暴力を振るったか。

 そのようなことは一切ございません。

 ―事件の原因を海老蔵さんがつくったとも言われているが。

 そのような記憶はございません。

 ―人を介抱していたというが。

 介抱した記憶がございます。お酒に酔っている様子ですぐに倒れてしまったので、それを起こすように介抱しました。

 ―灰皿で飲ませたというが。

 灰皿にお酒を入れるということはしていません。

 ―相手との関係は。

 もともと知り合いではありません。どなたとも面識はなかった。その日に初めて会いました。

 ―けがの状況は。

 全身多発外傷で全治2カ月と診断されました。

 ―海老蔵さんは完全な被害者か。

 はい。

 ―充血してる左目に違和感はあるか。

 みなさんがご覧になるよりは、ございます。

 ―暴行を受けていた時間は。

 どのくらいの時間かは正確には分かりませんが、私には非常に長い時間に感じました。

 ―「死ぬかと思った」と言ったというが。

 暴行を受けている時、また逃げている最中、死ぬかと思いました。

 ―殴ったとされる相手に(傷害容疑で)逮捕状が出ているが。

 相手の方に関しましては、捜査中ですので、私から何か申すようなことはございません。

 ―店を出た後で覚えていることは。

 本当に、命がかかるような問題だったので、混乱しておりまして、追い掛けられたであろうという記憶はございますが、どのように走り、どのようにしたのかはっきり覚えておりません。

 ―病室での誕生日(6日)は。

 反省をしていました。

 ―当日の酒量は。

 カクテルを3杯ほどと強いお酒を。シャンパンを1本ほど飲んだ記憶があります。強いお酒というのはテキーラで、最初のお店で飲んだ覚えがあります。

 ―お酒については。

 当分の間、お酒を飲もうという気持ちにはならないと思います。

 ―病室で妻とどんな会話をしたか。

 「生まれ変わらないといけないですね」と、「日々、人としての心の勉強をして、一日少しずつでも成長するように心掛けましょう」という会話をしました。

 ―あの日の自分にどんな言葉をかけるか。

 出掛けるのをやめなさい。

 ―示談の話が進んでいるということは。

 いえ、そのようなことは。

 ―父(団十郎さん)からはどんな言葉が。

 「当然だ」と。

 ―父にどのような謝罪をしたのか。

 京都に行っておわびをしたり、マスコミの前で説明をしてくださった、病み上がりの父をそのように動かしてしまったことは本当につらいです。

 ―(顔の)しびれは取れるか。「にらみ」への影響は。

 私では分かりません。先生は「ゆくゆくは取れるかもしれませんし、取れないかもしれません」と。

(共同)
 

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