民主党の小沢一郎元代表は7日夜、東京都内の中華料理店で小沢氏支持の中堅議員と会合を開き、茨城県議選(12日投開票)について「負ければ、それが火種になって全国に広がり、4月の統一地方選は戦えなくなる」と述べ、菅内閣にとって重大な局面になるとの見通しを示した。
また、「自分は今は動けないが、非常時になれば最後は動く。君たちも頑張ってもらいたい」と語った。小沢氏は、検察審査会の議決に基づき起訴される。支持率が低下している菅内閣の政権運営批判に向け、結束を促したものとみられる。【葛西大博】
毎日新聞 2010年12月7日 23時14分