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【仙谷由人研究】(4)近親憎悪?小沢氏を意識 (1/5ページ)
このニュースのトピックス:◇政界地獄耳
■優越意識
「昔、われわれが議員になる前に聞かされてきた話のような情景かな…。いかがなものか、という議論になってくる可能性はある」
1日の記者会見。官房長官の仙谷由人は、民主党元代表の小沢一郎サイドが昨年7月、小沢系を中心とする衆院選候補者89人に計4億4千万円の現金を配っていたことについて、こうやんわり批判した。
11月6日には、神奈川県知事の松沢成文に「日本で一番の有名人」と持ち上げられ、ポロッとこぼした。
「いやあ。もう、小沢なき後の悪い…」
仙谷はここで慌てて口をつぐんだ。とはいえ、「悪い政治家」と続けようとしたのは明らかだ。仙谷はこれまで、近く政治資金規正法違反で強制起訴される小沢を強く意識してきた。
平成20年2月、仙谷は自民党元幹事長、加藤紘一や社民党衆院議員の辻元清美(現在は無所属)ら超党派国会議員グループの一員として韓国を訪問し、次期大統領の李明博と会談した。