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失策続きでもイメージ調査の好感度は民主党が上…自民に突きつけられた厳しい現実
このニュースのトピックス:自民党
相次ぐ菅政権の失態にもかかわらず、自民党の好感度は民主党を下回る−。自民党が直面する厳しい現実が、同党改革委員会(塩崎恭久委員長)が7日に公表した政党イメージに関するインターネット調査で浮き彫りになった。
調査は民間調査会社に委託して11月6、7日に6小選挙区の有権者3000人を対象に実施。次期衆院選の投票先は、自民党が民主党を上回った。
ただ、民主党は「政治とカネ」をめぐる小沢一郎元代表の問題で野党の追及を受けて防戦一方であるにもかかわらず、調査でクリーンなイメージを聞くと民主党に軍配が上がった。
さらに、自民党の政権復帰を「期待しない」との回答が「期待する」を上回り、同党に何らかの反感を抱く人は約6割に上った。
塩崎氏は会見で「自民党はまだ変わっていないと思われている」と落胆を隠せなかった。衝撃的な結果のためか、同党は「内部資料だ」(塩崎氏)として調査の具体的数値を公表しなかった。