兜町特捜班

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「5月水準奪回」の三菱商、週明けも堅調、商社出番の期待強い - 10/11/15 | 13:01

 前週、「5月水準」まで戻した三菱商事(8058)は、週明けも12円高の2115円と堅調。5月水準とは、前3月期(10年3月期)の69.2%の営業減益決算発表(5月7日)を受けて2300円どころからマド開けして下放れた水準。その後、9月1日には年初来安値1784円まで下げていた。やっと、下放れた最初の位置まで戻したわけだ。今3月期は前期比、11.1%増収、営業利益84.6%増、1株利益243.3円、配当は年56円(前期、年38円)の見通し。利益額自体では、今期営業利益は3350億円と、リーマンショック影響前の09年3月期水準の5388億9600万円にはまだ届かない。しかし、配当では当時を上回る。「ヨーロッパで、また金融不安の芽が見られるものの、世界経済は中国、インドなどを中心に堅調。ロシアも北方領土問題は切り離す形で経済交流は活発化の方向のようだ。安心はできないものの、資源中心に商社株の活躍余地は大いに期待される。同社株も来年の有望株アンケートには当然、上位に入ってくる銘柄だろう(中堅証券)。2300円台でマド埋めすれば3000円へ向けて上昇スピードが速くなるだろう。

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