中日新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 滋賀 > 11月24日の記事一覧 > 記事

ここから本文

【滋賀】

国会議員ら反省相次ぐ 大津で民主県連パーティー、内閣支持率低下で

2010年11月24日

 民主党県連が主催する党パーティーが岡田克也・党幹事長を招いて23日、大津市内のホテルで開かれた。国会運営が停滞し、内閣の支持率が低下している現状を踏まえ、県選出の国会議員からは謝罪や釈明の言葉が相次いだ。

 川端達夫・衆議会運営委員長(衆院滋賀1区)を除いた県選出の党国会議員5人が出席。2000人(民主党県連発表)の支持者や関係者が集まった。

 「与党の経験が浅く、菅直人政権には未熟な面がある。申し訳ない」。あいさつに立った県連代表の奥村展三・党総務委員長(衆院滋賀4区)が切り出した。続いて3日月大造・党国対副委員長(3区)も「期待を裏切る状況に謝罪したい」と述べ、参院の「ねじれ国会」で、補正予算などが成立していない現状をわびた。

 林久美子・文部科学政務官(参院滋賀選挙区)も「民主党政権になって何も成果が出ていないという声は多い。率直に反省したい」と述べた。

 徳永久志・外務政務官(同)は尖閣沖と北方領土の問題で政府の対応を挙げ「日本は弱腰外交だと批判されるが、強気な姿勢が中長期的にみて本当にいいのか」と理解を求めた。田島一成・衆院議員(衆院滋賀2区)は名古屋で開催された生物多様性条約第10回締約国会議の成功に触れ「参加190カ国が利害を超え、議定書に合意できたことは政府の実績として誇れる」とアピールした。

 岡田党幹事長は「これだけ人材が育ち、議席を確保している県連は全国でもない」と持ち上げたが、支持母体である連合滋賀の中村憲市会長は「滋賀でも首長選を含めて結果が出ていない。風に左右されない地盤作りのために、来春の統一地方選は勝たないといけない」と引き締めた。 (添田隆典)

 

この記事を印刷する

PR情報



おすすめサイト

ads by adingo




中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ