K−1の無差別級世界最強を決める「K−1ワールドGP決勝大会」(11日、東京・有明コロシアム)に出場するピーター・アーツ(40)=オランダ=が6日、東京都内で公開練習。大会は10月の開幕戦を勝ち上がった8人によるトーナメントだが、アーツは準決勝の相手に京太郎を熱望した。
アーツの初戦の相手はマイティ・モー(米国)だが、勝てば準決勝でセーム・シュルト(オランダ)対京太郎の勝者と当たる。
順当なら過去4度Vのシュルトが来そうだが、アーツには京太郎とやりたいワケがある。
今年4月、アーツは京太郎の保持するヘビー級タイトルに挑戦。約10キロの減量がたたって、無残なKO負けをした。だが今は「体のエネルギーが枯渇していた。いい勉強になった。今回はエネルギーに満ちているからね」と心身とも充実している。 (竹下陽二)
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